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再生可能エネルギーの地産地消モデル構築に取り組む金沢工業大学

公開日2018/11/04 更新日2018/11/02

金沢工業大学のエネルギーマネジメントプロジェクトでは、蓄電池・EV・水素や温泉水など地域資源を組み合わせたベストミックスを探り、地域特性を活かした再生可能エネルギーの地産地消モデルに取り組んでいる。

温室効果ガス排出の抑制は、世界全体で取り組むべき課題であり、その鍵を握るのが脱炭素エネルギーの再生可能エネルギーだ。

再生可能エネルギーを安定的に供給していくためには、火力・原子力・水力を組み合わせたこれまでの集中型制御の電力システムとは異なる、分散型制御の電力システムが必要となってくる。

分散型制御の電力システムには、電力だけではなく蓄電池やEV、水素、温泉水などの地域資源を組み合わせたベストミックスを探り出し、地域で電力を融通しあうエネルギー基盤技術の構築が重要となる。

その課題に、AI(人工知能)やIoTの最新技術を活用した「Society 5.0」を活用し、地域特性に合わせて、地方から実現していこうというのが、金沢工業大学のエネルギーマネジメントプロジェクトだ。

太陽光・風力・小水力・バイオマス発電・地熱発電などによる創エネや蓄電池・EV・水素へのエネルギー貯蔵、DC(直流)リンクによる効率化、温泉水・地下水・バイオマスボイラ・低温発電を用いた熱活用などを組み合わせ、地域内エネルギーの最適な運用を実現することを、最終的なゴールとして設定している。

ここ数年の異常気象の多発や、今年の夏の異常な暑さを考えるまでもなく、温室効果ガス排出の抑制は喫緊の課題。それだけに産業界からも、この金沢工業大学のエネルギーマネジメントプロジェクトに注目が集まっている。

そろそろ暖房が必要な季節となるが、オフィスにおけるエネルギーマネジメントは、管理部門の役割。ウォームビズに備えた、室温や服装などのベストミックスによる快適なオフィス環境づくりの準備に、早めにとりかかってはどうだろうか。

関連記事:平成27年度温室効果ガス排出量の集計結果を公表

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