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今年の年末はどうなる?新型コロナ第8波に備え東京都が感染警戒レベルを引き上げ

公開日2022/12/16 更新日2022/12/15


東京都は、新型コロナウイルス感染者数が増加傾向にあることから、医療提供体制の警戒度を、2カ月ぶりに上から2番目のレベルに一つ引き上げました。はたして、第8波に突入したということなのでしょうか。



北海道から感染者数が増え全国に拡大

これまでの感染状況を振り返れば、冬に爆発的な感染拡大となっています。しかも年末年始は、忘年会や新年会、故郷への帰省や旅行など、何かと人が集まる機会が増えるため、感染拡大のリスクはより高まります。


しかも、新型コロナウイルスは、寒くなると活発になるという特性があります。それを裏付けるように、寒冷地の北海道から感染者数が増え、いまや全国各地で増加傾向を示すようになっています。


しかし、感染者数が全数把握から定点把握に変わったことで、毎日発表される新規感染者数と、過去のデータを単純に比較するだけでは、「感染状況の実態を把握することはできない」という指摘もあります。


真逆の専門家の見解で混乱に拍車

全数把握が必ずしも感染者の実数だったわけではありませんが、それでも同じ方法で集計しているため、増加傾向か減少傾向かは、素人でも見極めることができました。しかし今は、専門家の見方も分かれているので混乱をきたしています。


感染症の専門家からは、「第8波は史上最悪の波になる恐れがある」という見通しが示されていました。ところが、厚労省の専門家組織の見解は「地域差や不確実性はあるものの増加速度に鈍化がみられ、ピークを迎える可能性もある」というものです。


真逆の見解が示されたことで、「今年の年末年始はどうなるのか」という不安は、ますます募るばかりではないでしょうか。


12月末には新規感染者数2万1,418人という予測も

専門家の見解は分かれていますが、東京都の小池知事は、医療提供体制の警戒レベルを上から2番目に引き上げたものの、「行動制限は行わない」と表明しています。久しぶりに行動制限のない年末年始となりそうです。


東京都が医療警戒レベルを引き上げたのは、11月末時点で直近7日間の1日当たりの新規感染者数が1万1,047人となり、入院患者数が3,006人、病床使用率が41.6%になったことで、警戒感が高まったからです。


モニタリング会議では、このままのペースで増加することになれば、12月28日には新規感染者数が2万1,418人に達するという予測も示されました。


感染者数が倍に増えれば、入院が必要な感染者も増えることになります。そうなると、昨年のように、入院先が見つからず、何時間も救急車で探し回るなど、医療体制がひっ迫してしまうことにもなりかねません。


医療提供体制強化の必要性

医療体制がひっ迫しないように、医療提供体制をさらに強化しなければなりませんが、あくまでも「感染拡大防止の徹底と社会経済活動の回復との両立を進める」ということです。


では、その感染防止対策ですが、相も変わらずマスク着用、手洗い、うがい、換気、ワクチン接種です。しかし、ワクチン接種は思いのほか進んでいません。また、12月上旬には免疫逃避力が強い新たな変異株に8割近くが置き換わるという予測もあります。第8波への懸念がますます募ることになりそうです。


■参考URL
日刊ゲンダイ コロナ第8波到来も…「緊急宣言、重点措置は意味がない」と言い切る尾身会長の危うさ
YAHOOニュース 新型コロナ「第8波」年内ピークアウト&大流行しないは“早計”だ 今後注視すべき2地域のデータ

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