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行動制限のない年末の対面での忘年会参加希望が増加

公開日2022/12/17 更新日2022/12/16


忘年会シーズンとなりましたが、コロナ第8波への不安もあって、コロナ前のようには盛り上がっていないようです。年末の風物詩でもある忘年会について、ビジネスパーソンはどのように思っているのでしょうか。



対面での忘年会に半数以上が参加希望

法人・団体向けのフードデリバリーサービスを運営する日本フードデリバリー株式会社が実施した「忘年会に対する意識調査」*によると、対面での忘年会開催には、半数以上の56.1%が「参加したい」という意向を示しています。


新型コロナの感染拡大によって、時短営業や行動制限が要請されていた昨年と比べると12.6%増となり、1年の締めくくりを、リモートやバーチャルではなく、やはり顔と顔を突き合わせて行いたい、という意識が強いのかもしれません。


しかし、かつてのように職場(もしくは会社)全体での忘年会は、敬遠される傾向にあることもわかりました。「参加したくない・参加するかどうか未定」という回答者でも、「プライベートな忘年会なら参加したい」が、ほぼ半数の48.9%を占めています。


さらに「少人数であれば参加したい」が34.9%、「お弁当など、個食の忘年会であれば参加したい」が21.7%で続き、大人数が一堂に集まる大宴会から小規模な忘年会が主流となりそうです。


自粛傾向が続く職場主催の宴会

対面での忘年会開催を希望する声が半数を超えたとはいえ、忘年会を敬遠する理由でもっとも多かったのが、新型コロナウイルスへの感染に対する不安(72.4%)です。


また、就業後まで「職場の催しに時間を割きたくない」が32.4%、「気疲れして楽しめない」が28.7%と続き、プライベートの時間を大切にしたいという意識が高まっていることがうかがえます。


一方、アンケート回答者のほぼ8割が、昨年は職場での忘年会が開かれなかったと答えていますが、東京商工リサーチが全国の企業に実施した「忘・新年会に関するアンケート」**調査によると、今年、忘年会を開催しない企業は61.4%となっています。この結果からみても、全体的に自粛傾向が続いていることがうかがえます。


混雑を避け前倒し忘年会も増加

今年も残すところあとわずかとなり、時短営業や休業要請を強いられてきた飲食店にとって、忘年会は落ち込んでいた売り上げを挽回する絶好の機会でしょう。「今年こそは」と大いに期待していたのではないでしょうか。


しかし、ジワジワと広がる第8波の兆し、さらに今年の冬はインフルエンザとの同時流行の懸念も指摘されています。かつてのような賑やかな忘年会を開く気分とは、なかなかならないようです。


それを象徴するかのように、客が混みあう時期を避けて、忘年会を前倒しする傾向もみられます。しかも、宴会の予約状況をみると少人数が多く、職場全体というよりは、気の合った仲間数人でのささやかな宴会が増えているようです。


新型コロナウイルスへの感染不安、プライベート重視の姿勢など、長年続いてきた職場の宴会スタイルそのものが、時代とともに変わりつつあるようです。


まとめ

忘年会をはじめ、職場主催の宴会そのものの存在感が、コロナ禍で薄れていることは確かなようです。少し寂しいような気もしますが、来年はどうなっているのでしょうか。


*【調査概要】
調査対象:全国、20歳以上の「くるめし弁当」会員 男女619人
調査方法:インターネットを用いたアンケート調査
調査期間:2022年10月13日(木)~10月19日(水)

**【調査概要】
調査対象: 有効回答4,611社
※資本金1億円以上を大企業、1億円未満(個人企業等を含む)を中小企業と定義した。
調査方法:インターネットを用いたアンケート調査
調査期間: 2022年10月3日(月)~10月12日(水)


■参考URL
PR TIMES 2022年、忘年会の意識調査を実施。56.1%が対面での忘年会に「参加したい」と回答
東京商工リサーチ 忘・新年会を「開催しない」が61.4%、前年から9.0ポイント減少


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