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間もなく新入社員が入ってくるが、ハラスメントへの意識が高まっているだけに、コミュニケーションの取り方には注意が必要だ。
数年前まで、新入社員を迎える職場では、まずは歓迎会の飲み会を開くことで、コミュニケーションを図ろうとしてきたのではないだろうか。しかし、飲み会への参加を無理強いすれば、パワハラと受け取られる恐れもある。
もっとも、飲み会参加への無理強いがパワハラと思われてしまうのは、新入社員に限ったことではない。ベテラン社員であろうと、参加したくない人を無理やり飲み会に誘うことはできない時代だ。
それでも、多くの職場が、新入社員歓迎の飲み会を開くことになるだろう。もし、それを新入社員が断った場合、職場ではどういう反応になるのだろうか。
アイブリッジ株式会社のセルフ型アンケートツール「Freeasy=フリージー」が実施した「職場におけるコミュニケーションに関する調査-コロナ前と後(Withコロナ)では?-」*によると、64.5%が会社の飲み会不参加を許せると回答している。
仕事が終わってから上司や同僚、部下と飲みに行くことがある人は42.7%だが、飲みに行く頻度は月に1~2回程度が17.9%で、2018年調査の29.5%に比べ大幅に少なくなっている。
コロナ禍の影響もあるだろうが、コミュニケーションの場としての職場の飲み会は、それほど重要視されていないのかもしれない。
飲み会への不参加には寛容だが、新入社員に対して絶対に許せないのは「頻繁に遅刻する」、「提出期限を守らない」、「失敗しても謝らない・言い訳をする」がトップ3となっている。
職場における社員同士のコミュニケーションの取り方は、時代とともに変わりつつあるが、時代に合った最適なコミュニケーション方法を見つけることもベテラン社員の役割だ。さて今年は、どのような新入社員が、職場に配属されてくるのだろうか。
*【調査概要】
調査対象:25歳以上59歳以下の男女
[職種] 会社員(正社員)、公務員(教職員を除く)、合計1,000名
調査期間:2023年1月26日(木)
調査方法:インターネット
■参考サイト
PR TIMES|新入社員の飲み会不参加「許せる」が6割強!【職場におけるコミュニケーションに関する調査】
<人的資本開示 実践編 > 人的資本と組織サーベイ
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