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マップの道案内や翻訳サービス、音声アシスタントなど、AIを活用したサービスは、すでに身近な存在になっているが、AIの自動応答機能によるチャットGPTが最近大きな話題となっている。
AIは目覚ましい進化を続け、日常生活の利便性に欠かせなくなっている。しかし、問題は利用者がどの程度AIを信頼しているかである。
マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査*によると、AI活用により生活の質が向上することに期待を寄せながらも、関わり方としてもっとも多かったのは「信頼しすぎないようにしたい」が26.4%である。
*調査概要
調査手法: インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域: 全国47都道府県
調査対象: 20~69歳の男女
調査期間:2023年2月24日(金)~2月25日(土)
有効回答数: 本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
60代に限るとその割合は37.3%と4割近くにもなる。年齢が高くなるほど、AIの精度に懐疑的な割合が増える傾向にあるようだ。 一方、「人手不足解消につながりそう」「使ってみると便利」といった、AI活用を好意的にとらえている割合も、それぞれ2割を超えている。
すでに活用されているAIサービスの信頼度は、「マップの道案内」が約3割で、「翻訳サービス」「音声アシスタント」は2割程度となっている。
また、自動車メーカーが“自動運転”の開発に力を入れ、自動運転の機能を搭載した車も発売されている。しかし、まだ利用者が少ないためか、「信頼できる」の回答よりも、懐疑的な回答の方が20.8ポイント高くなっている。
いずれにしても、AIの技術はさらなる進化を遂げ、日常生活の広範囲な分野での活用拡大が予想されている。 やがてAIに奪われてしまう仕事も出てくるだろうが、人手不足の解消や業務効率の向上などには、プラスに作用することになりそうだ。
そのAIとの関わり方については、全幅の信頼を寄せるのではなく、生活の質を向上させるひとつのツールとしてうまく使いたいという意識が、この調査結果からうかがえる。AIの精度が向上すれば、その意識も変化していくだろう。AIはこの先、どのような未来を提示してくれることになるのだろうか。
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■参考サイト
PR TIMES|「道案内」「翻訳」などですでに身近なAI 関わり方は「あまり信用し過ぎないように」がTOP
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