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4月といえば、多くの会社が新年度を迎える。気持ちを新たに仕事に取り組もうと意欲を燃やすビジネスパーソンも多いのではないだろうか。
ところが、年度変わりは季節の変わり目でもあり、体調を崩す人も少なからずいる。そして、この時期に起こりがちなのが、「会社に行きたくない」「仕事が面白くない」といった、ネガティブな心理状態への変化である。
では、どういう理由で仕事に行きたくないと思うようになるのだろうか。株式会社ベクトルの調査*によると「職場に苦手な人がいる」が1位で、「疲れが取れていない」「やる気が起きない」「人間関係が悪い」「業務量が多い」が続いている。
*調査概要
調査日:2023年1月18日~1月18日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査対象:一度でも就労経験がある方
調査人数:500人
満員電車に揺られての通勤や、残業が続くと疲労もたまり、仕事への意欲も失せてしまうことは十分考えられる。しかし、1位が「苦手な人がいる」で、4位に「人間関係が悪い」がランクインしていることから、職場の人間関係が、仕事への意欲に大きく影響していることがうかがえる。
ちなみに、95%が「仕事に行きたくない」と感じたことがあるのだ。程度の差こそあれ、誰もが感じていることのようだ。また、仕事に行きたくないと感じるタイミングでもっとも多かったのは「朝起きた時」である。
しかし、いくら「仕事に行きたくない」と思っても、簡単に会社を休むわけにも、会社を辞めてしまうわけにもいかない。調査結果によると、ほとんどのビジネスパーソンは、仕方がないと諦めて会社に向かっているようだ。
また、ネガティブな気持ちを切り替えるために、職場で同僚に愚痴る、親しい友人と飲みに行く、美味しいものを食べるなど気分転換をしながら、仕事へのやる気を掻き立てていることもわかった。
気分転換で前向きになれるのであれば、それほど気にすることはなさそうだが、無理をして仕事を続けていると、心身ともに不調に陥ってしまうこともある。会社に行きたくない理由が何かを見極め、その対処法を見つけ出すことも必要ではないだろうか。
■メンタルケアに役立つ!おすすめのお役立ち資料
■参考サイト
PR TIMES|仕事に行きたくない理由ランキングを発表!3位「やる気が起きない」、2位「疲れが取れていない」、1位は?
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