公開日 /-create_datetime-/
2022年のキャッシュレス決済額が100兆円を突破(経済産業省発表)するなど、世界に比べ遅れているとされてきた日本のキャッシュレス化も、ここにきて急速に広がりを見せている。
しかし、それに伴い増えているのがクレジットカードの不正利用などの被害だ。日本クレジット協会によると、2022年のクレジットカード不正利用額は436億円となり、統計を開始した1997年以降で最高額となっている。
クレジットカードの不正利用による被害の多くは、フィッシング詐欺と呼ばれる、クレジットカード会社や金融機関を装ってメールを送信し、IDやパスワード、クレジットカード番号などを盗み取る手法によるものだ。フィッシング対策協議会に寄せられた、2023年4の被害月の海外も含めたフィッシング報告件数は92,932件で、フィッシングサイトの URL 件数は21,230件である。
クレジットカードが不正利用されると、買った覚えのない商品代金が引き落とされてはじめて被害にあったことに気がつくことになる。そんな中、最近増えているのが、数百円から千円単位の少額の被害である。
明細をチェックして、買ったことのない高額商品や利用したことのない店名であれば、すぐに「おかしい」と疑うであろう。しかし、数百円から千円単位であれば、つい見過ごしてしまうこともありそうだ。
クレジットカードが不正に利用されてしまった場合、カード会社が定めている期限内に相談し、不正利用であることが認められた場合はその代金を払う必要はない。しかし、たとえ少額であれ、期限を過ぎてしまえばカード所有者の負担となるため注意が必要だ。
現金を持ち歩かなくても買い物ができる、キャッシュレス決済は確かに便利だ。ネットショッピングを利用すれば、店まで足を運ぶ必要もない。しかし便利さの裏にあるのが、たとえ少額とはいえ、気づかぬうちに騙し取られるというリスクである。
被害に遭わないためには、キャッシュレス決済を利用しないことが一番だが、あらゆる場面でデジタル化が進行しているだけに、それも難しそうだ。インターネット経由のサービスを利用するにはセキュリティー対策が欠かせないが、いまのところ、請求明細を細かくチェックすることしかなさそうだ。
契約書チェック(契約審査)の重要性とチェックを行う際のポイント
WEBサイト製作の業務委託契約書の作成方法と注意点
社員と会社の両方が幸せになる生活サポートとは?
顧問契約書/コンサルティング契約書の作成で気を付けておくべき事
人事給与アウトソーシングサービス導入検討のポイント(中堅規模企業向け)
最低賃金引上げに向けた中小企業・小規模事業者への支援事業 など|4月22日~4月28日官公庁お知らせまとめ
最大800万円補助!東京都中小企業向け経営展開サポート事業でポストコロナをチャンスに変える!
管理部門・士業に聞いた「転職活動で使用するサービス」実態調査2024
【会計】ステップ4の貸付金関連の手数料の取扱い、検討─ASBJ、金融商品専門委 旬刊『経理情報』2024年5月1日号(通巻No.1709)情報ダイジェスト/会計
IT導入補助金2024申請ガイド ~申請するメリットと申請の流れを紹介~
社員の生産性を高める「ワーク・エンゲージメント」とは?~メンタルヘルス不調や定着率・離職率との関連について~
「人事部の実態と業務効率化」に関するサーベイ結果調査レポート【MURC&DCS共同制作】
管理部門職種別 面接質問集【MS-Japan】
失敗しない!法対応と業務効率化を実現する経費精算システム選び方ガイド【4社の比較表付き】
工事請負契約書とは?作成時の注意点などを解説!
「公認会計士」になるには?難易度・合格率や税理士との比較など
【経理の転職情報】まとめページ
【監査法人の転職情報】まとめページ
【550社が出展!】日本最大級のバックオフィス向け展示会を開催
大企業法人の経理担当必見!5月の税務ガイド
公開日 /-create_datetime-/