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企業が研修に力を入れても、効果がなかなか表れない場合があります。これは、勉強しても成績が伸びない状況とよく似ています。社内研修を社会人にとっての学習ととらえれば、解決策が見えてくるのでしょうか?本記事では社員研修の効果を高めるための方法について考えてみたいと思います。
目次【本記事の内容】
効果的が出ない研修には、いくつかの共通する問題があると考えられます。しかしそれらの原因をまとめると、研修そのものに問題がある場合と、研修を受ける側に問題がある場合という2つに分けられるのではないでしょうか。
このうち、研修そのものの問題は、専門家の協力を得て改善できますが、肝心の受講者が"研修を受けているだけ"の状態では、研修の効果は出ないでしょう。
ここで、効果が出ない研修と効果が出ない学習法とを比較してみましょう。それぞれの特徴を以下のように並べてみると、意外な共通点に気がつくと思います。
・社員が研修の目的を理解できていない ⇔ 何のために勉強するのかがわからない
・社員のスキルと研修内容が合っていない ⇔ 生徒の学力と学習内容が合っていない
・社員に必要な研修方法と実施する内容が一致しない ⇔ 生徒にとって必要な学習方法ではない
・知識は得られるがアウトプットの機会がない ⇔ 知識の習得のみでアウトプットの場がない
学生時代を思い出すと参考になるかもしれませんが、勉強をする目的が理解できないまま、やる気がないのにいくら長時間勉強しても、思うような成果は得られません。
そんな時に必要なのは、明確な目的をもって学習計画を立てることと、モチベーションを高めて計画を実践することだったのではないでしょうか。それと同様に、研修にも目的と計画性が必要で、受講者が意欲をもって向き合う姿勢が重要なのです。
手応えが感じられる研修を目指すなら、まずは職場の声をていねいに拾って、社員の状況を研修に反映させる必要があるでしょう。さらに研修を始める前には、その目的とゴールを十分に理解してもらうことが重要です。
つまり、「何のための研修か」、「研修によってどのようなスキルが身につくのか」を具体的にイメージできるよう準備することで、意欲をもった状態で研修に臨んでもらうわけです。
また、研修を重ねるうちに内容がマンネリ化することも考えられます。それを防ぐためには、ディスカッションで社員自身が発言したり、各部門の職場を会場にしたりするなど、時折変化を加えるとよいかもしれません。
次回の研修を成功に導くため、研修後にはアンケートを実施して改善点を見つけることや、職場でフォローを行うことなどにより、研修自体を進化させる努力も必要でしょう。
目的もわからないまま研修を受けることは、目的もなく勉強するのと同じように、いくら時間をかけても成果が上がるはずはありません。まずは目的とゴールを明確にすることで、研修を受ける社員の意欲を高める取り組みから始めるとよいかもしれません。
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