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大手インターネットプロバイダーの調査*により、18~24歳までのZ世代の前向きな意識が明らかになった。意外にもほかの世代に比べて、将来に希望を感じている割合が高いようだ。
目次【本記事の内容】
今回の調査は、全国の18~69歳の男女1,000名を対象に実施され、そのうち18~24歳のZ世代は350名だった。まず、「日本社会の未来に希望を感じるか」という質問に対して、イエスという回答はZ世代が25.5%で、30代の16%、40・50代の18%、60代の22%と比べると最も高い結果となった。
また「日本社会は良くなっていると感じるか」という質問では、Z世代の32%がイエスと答えている。30代(16%)、40代(21%)、50代(13%)、60代(14%)のそれぞれと比較しても、Z世代はかなり前向きな意識をもっていることがわかるだろう。
一方で「日本社会は不公平だと感じるか」という質問に対しては、Z世代の実に74%がイエスと答えている。その理由としては、経済格差、社会的地位による格差、性別による格差が多かった。
またZ世代は、自分よりも年上の世代に対しても不満が強く、前時代的な価値観の押しつけや、政治・経済の停滞に関わる責任などについて、反発する意識が高いことも明らかになった。
18~24歳という、これから社会やビジネスの中心になる世代は、将来について比較的前向きにとらえているようだ。しかし上からの価値観の押しつけなどには、強く反発する意識ももっている。職場では彼らの価値観を尊重することが、よりよい関係の構築に役立つのではないだろうか。
*■調査概要
・調査対象:全国の18歳から69歳の男女1,000人
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2023年9月12日~9月14日
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