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廃棄物ビジネスが一歩前進、神奈川県相模原市に複合型食品リサイクル施設が誕生

公開日2023/12/18 更新日2023/12/15


国内で大きな問題となっている食品ロス対策として、食品廃棄物を効率的に活用する食品リサイクル施設が神奈川県相模原市に誕生する。

食品廃棄物からエネルギー

施設を運営する「さがみはらバイオガスパワー」は、複数の企業や機関によって設立された特別目的会社である。この施設では近隣の食品メーカーやスーパーから食品廃棄物を回収、それを日量50トンの食品循環資源として、メタン発酵によりバイオガスを生成する。


さらに生成したバイオガスを原料に発電を行い、一般家庭約1,000戸分の電力を売電する。同時に発酵後の廃液から肥料を製造するなど、1つの施設でエネルギー化・肥料化・飼料化を効率的に行うことが可能だ。

災害時には自治体のサポート拠点に

さがみはらバイオガスパワーは、相模原市との間で「災害時における電力供給に関する覚書」を締結している。地震や風水害などの災害時には、バイオガスから発電した電力を無償で市民に提供する取り組みだ。単にビジネスとして利益を追求するだけではなく、積極的に脱炭素社会の実現に貢献する電力施設の誕生といえるだろう。

まとめ

廃棄食品から再生可能エネルギーの創出を行う「さがみはらバイオガスパワー」。食品循環資源の更なる活用として、食品ロス問題の解決に期待が高まる。


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