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企業が保有する経営資源、それは「ヒト・モノ・カネ・情報」の4つです。なかでも「ヒト」は、活用のあり方次第で企業の事業存続や発展、業績などが大きく左右される大切な存在です。その「ヒト」に関する業務を行なうのが人事であり、基本となるのが「人事管理」です。
本記事では、全ての企業に欠かせない「人事管理」の仕事について解説しつつ、役立つ資料をご紹介します。
「人事管理」とは、企業が目標を達成するために、従業員のスキル・能力を最大限発揮できる環境を整えることです。「人事管理」は「人事労務管理」とも呼ばれており、狭義での「人事管理」と「労務管理」の2つに大きく分けられます。
狭義での「人事管理」は、簡単に言うと「ヒト」を管理する仕事です。人材は企業にとって大切な財産のひとつ。その人材を確保するための採用活動や育成、一人ひとりの働きを正しく見る人事評価、能力を発揮して最大成果を出せるための人員配置など、組織内で働く人々を効果的に管理するのが主な業務内容です。
一方の「労務管理」は、職場環境を整える仕事です。従業員の入社・退職の手続きをはじめ、勤怠管理や給与計算、社会保険関連や健康管理、福利厚生の手続きなどを行ないます。ひと言で言うと、労働条件や労働環境整備を管理するのが「労務管理」です。
狭義での「人事管理」は、従業員と直接関わる仕事が中心です。「ヒト」という資源によって、組織を活性化させる役割を担っています。対して「労務管理」は、組織単位の事務的な手続きが中心になります。個々の従業員をフォローする人事管理と比べて、組織全体の管理を行なう労務管理は業務の幅が広い、というのが大きな違いです。
人事管理と労務管理をひとつの部署でまとめて行なっている企業もあれば、担当者やグループごとに分けて行なっているところもあります。仕事分担の方法はさまざまですが、人材を活用して組織の目標達成を目指すという点は、どの企業にも共通していると言えるでしょう。
ここ数年、多くの企業が人材不足による課題を抱えています。今後も少子高齢化は進み、即戦力として働ける若い優秀な人材の確保は、ますます厳しさを増すでしょう。 特に「2030年問題」は、近い将来に企業が必ず直面する大きな課題であり、無視することはできません。2030年には国内人口の約3割が65歳以上になると想定されており、生産年齢人口の減少によって多くの企業がさらなる人材不足に陥ります。人材獲得競争が激化し、人件費が大きく高騰することで、存続が厳しくなる企業は増加するでしょう。
このような将来に備えて今すぐにでも、限られた優秀な人材を採用・育成し、適材適所で大きな成果を出せるように、働きやすい環境に整えることが不可欠です。 超少子高齢化社会の時代でも、人材を最大限生かすことで、企業の目標は達成され、競合他社との競争にも勝ち抜くことができます。そのため、人事管理の仕事は今こそ重視すべきです。
なお、マネジーでは人事管理の業務に役立つ閲覧無料の資料を、サイト内で複数紹介しています。以下はその一部です。
本資料では、中堅規模企業で人事給与アウトソーシングサービスを導入するかを検討する際に、押さえておきたいポイントについて解説しています。
<内容>
第1部:人事給与業務のアウトソーシングによる効果
第2部:人事給与業務のアウトソーシング検討の進め方
第3部:弊社人事給与BPOのご紹介(システム機能、BPOサービスの紹介)
50人以上の従業員がいる企業では、必ず1人以上選任しなければならない「衛生管理者」。しかし、その具体的な業務内容や、衛生管理者試験について把握している人事担当者はあまり多くないようです。 本記事では、衛生管理者に関する基本を解説しています。
<本記事を読むとわかる3つのこと>
1.衛生管理者に関わる法令順守の基準がわかる
2.衛生管理者のやるべきこと、業務がわかる
3.衛生管理者を選任するステップがわかる
人的資本情報開示が今求められていること、そして今後求められていくことについて、解説しています。すぐに対応すべきこと、本質的な課題をポイントとして記載しているので、ぜひご覧ください。
<内容>
・人的資本情報開示の本質的に求められていること
・情報可視化に必要な考え方とは何なのか
・組織サーベイを可視化に役立てる方法
以上、人事管理の業務に役立つ無料の資料をピックアップしました。
超少子高齢化による深刻な人材不足の時代は、近い将来に必ず訪れます。企業に求められているのは、早急な対策です。人事担当の皆さんは、ぜひ資料を参考にしてみてください。
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