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株式会社リクルートは2023年11月29日、「転職者分析」(2013年度~2022年度)の結果を発表した。調査期間は2023年8月~10月で、同社が運営する転職支援サービスを利用して転職した人(有効回答数は非公開)から回答を得ている。本調査から、全体・年齢・職種別の転職時の業種・職種異同パターンが明らかとなった。
目次【本記事の内容】
企業は「異業種・異職種」の人材を積極的に中途採用しており、個人のキャリア観としても、経験にとらわれず自ら希望する働き方に合わせて業種や職種を選ぶ傾向が強くなっている。転職市場の主流が「越境転職」となる中、転職市場はどのような動向となっているのだろうか。
はじめにリクルートは、「転職決定者の業種・職種異同のパターン」について、2013年~2022年度の推移を分析した。すると、2022年度は「異業種×異職種」が39.3%で最も多かった。2021年度の37.1%より2.2ポイント増加し、過去10年間で最も高い割合を占めた。
続いて同社は、年齢別に「転職決定者の業種・職種異同のパターン」を比較した。すると、「20~24歳」において「異業種×異職種」が最も多かった。
他方で、年齢が上がるにつれて同職種への転職割合が高くなり、25歳以上のどの年代も「異業種×同職種」が3割を超えていることがわかった。年齢が上がるとともに……
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