PROFILE

代表者:山中一郎、蜂屋浩一
創立年月:2002年5月
従業員数:248名
本社所在地:東京都千代田区平河町2-7-4 砂防会館別館A 5階
HP:https://www.asahitax.jp
- 業務の進め方は各人の裁量に任せていく
- 4~5名のグループ単位で業務に取り組み、各メンバーのキャリア実現に向けてきめ細やかにサポート
- 現場の声や時代の流れを吸収・反映しダイナミックに改革を進める
「圧倒的に自由」と呼べる裁量を持ちながらクライアントへの価値提供を最大化する風土
「専門サービスを通じてクライアントの真のパートナーとなる」を経営理念に幅広いサービスメニューを提供する朝日税理士法人(以下同社)。中途入社社員から「圧倒的に自由」といわれる風土が魅力だ。仕事の進め方や段取りは各人の裁量に任されている。また、職員とパートナーの距離が近く、組織そのものが制度の改革に対して非常に柔軟な姿勢であるため、現場主導での業務効率化やAI活用など様々な提案が上がってくるという。そのような風土となる所以が、「本気で人が人を見る」ことを目指して整備してきた人材育成環境にある。
同社では3つの事業部の中がさらに4~5人程度のグループに分かれており、グループ長がメンバーの業務状況を把握し調整するとともに各人のキャリアアップをサポートする。グループ長を中心に各メンバーが目指すキャリアの方向に合致した業務構成になっているかを調整していくことで、一人ひとりに合わせたきめ細やかな育成環境を提供している。また、小規模のグループ単位で業務に取り組むことで、上司への質問や意見もしやすく、やりたいことにチャレンジしやすいのもポイントだ。さらに、現場の人員だけではなくITの専門家を迎えており、現場から上がってきたアイデアをテクノロジーを通じて実現できる体制構築にも取り組んでいる。個人のやる気を活かす取組みをすることで、昨年度の退職者はわずか2%にとどまっており、やりがいによる高い定着性を実現している。
この環境が整えられるのは、経営理念の通りクライアントの真のパートナーになることを徹底しているためであり、我々の業務はクライアントに価値を提供できているのか、を常に重視している。クライアントとミーティングをするのであれば、何か一つはクライアントに気づきとなる提案をする気概をもっている。その提案を絞りだしていく中に専門家としての成長がある。代表自身が非常に自由な発想を持っており、時代の流れを捉えながら職員の幅広い価値観にできるだけ応えつつ、さらには各人が気持ちよく長く働けるよう様々な人事施策を講じている。週2回のテレワークや変形労働制等を導入しており、出社在宅を問わず服装も自由となっている。「圧倒的に自由」の中でもクライアントへの価値提供を最大化できる風土が同社の最大の強みといえるだろう。
Q.貴所、および会計業界全体が、これから必要とする人材は?
必要とする人材について、以下であると考えています。
・クライアントにとっての真のパートナーとして誇りをもって仕事をする人
・仲間を大切にし良好な人間関係のもとで切磋琢磨していく人
・経験のない分野にも立ち向かい社会で求められる役割を果たそうと努力する人
・従来からの価値観に固執せず、デジタル化等を通じて業務を進化させていける人
Q.貴所が「人材力」を高めるため取り組んでいることは?
パートナーから現場の担当者まで幅広いメンバーで構成されるリクルートチームが採用業務を担当しています。リクルートチームメンバー全員で面接内容を共有しており、様々な立場の目線からフラットに協議して採用の意思決定をしています。
組織は3つの事業部で構成されますが、各事業部をさらに4~5人程度のグループに分け、グループ長がグループメンバーの業務の状況を把握し調整するとともに、各人のキャリアアップをサポートしています。このグループは業務を行う単位ではなく、「業務過多になっていないか」「本人が目指す成長の方向に合致した業務構成になっているか」などについてサポートする組織です。この仕組みにより、各人の志向に合わせたきめ細かな育成環境を提供しております。
これらの諸施策の効果もあり、昨年度の本部正社員の退職者は2名にとどめることができました。
朝日税理士法人は、「本気で人が人を見る」ことを目指してこれからも育成環境を整備していきます。
Q.ズバリ、貴所で働くことで得られるメリットは何ですか?
朝日税理士法人は他社よりも圧倒的に自由です。もちろん、法人として必要なルールや制度はしっかりと組み立てていますが、それを前提として仕事のやり方や発想の仕方等は各人の裁量に任せています。上下関係もゆるやかで上司に自由に意見を述べたり質問したりできる文化があります。この自由に仕事をできる環境のなかで、職員同士が協力し合い、切磋琢磨し、クライアントのために努力し続けることで、長く大きく成長していけると確信しています。