KPMG税理士法人

選ばれる人材を育成するための充実した研修と、風通しの良く多様な働き方を尊重する社風

143の国と地域でサービスを提供しており、27万人以上を擁するKPMGのメンバーファームであるKPMG税理士法人（以下同社）。国内の大手企業や外資系多国籍企業を数多く顧客に持ち、税務コンプライアンスに加え高度な税務アドバイザリーも提供している。

KPMGは「The Clear Choice」というビジョンを掲げており、これは卓越したサービスを提供し続けることにより、社会、クライアント、組織員から常に選ばれる存在であることを目指すというものだ。同社は専門知識はもちろん、クライアントに分かりやすく説明する力やニーズを捉えて提案するコンサルティング力も重視している。専門家としての信頼感に加え、相談したいと思える人間的な魅力が揃ってこそ、はじめてクライアントひいては社会から選ばれる存在になれるという考えだ。

また組織員とは一緒に働くメンバーであり、大手税理士法人と聞くと組織が縦割りになっていて部署異動がしづらいというイメージを抱くかもしれないが、同社の場合は人事部に希望部署を申請し、希望部署で受け入れ可能と判断された場合には所属部署の引き継ぎ業務を完了したのちにすぐ異動ができるという制度のため、同社のマネジメントはキャリア構築の観点からも組織員から選ばれる部門づくりに本気で取り組んでいることが伺える。実際にほかの事務所から同社に転職してきた複数のメンバーが前職よりも風通しが良いことを実感しており、この制度が結果的に同社の人材定着率向上にも貢献している。

さらに、選ばれる人材育成のための取組みとして、ほかの大手ファームと比較しても充実した研修ラインナップを用意している。研修は大きくテクニカルスキル、ソフトスキル、語学の3つに分かれており、テクニカルスキル研修で専門家としての知識を学び、ソフトスキル研修でクライアントとのコミュニケーション方法や部下のマネジメントなどのビジネスパーソンとして必須のスキルを学べるようになっている。またグローバルファームの一員として、海外の提携ファームや外資系企業とのやり取りも必要であるため、語学研修の内容も豊富だ。各職員がその時点で必要な知識を得られる研修制度になっているため、目的意識を持って取り組むことができ、研修の満足度も高い。さらに、働き方に関する志向性やさまざまなライフステージに応じた多様な働き方を実現できる仕組みがあり、個々人の立場や考え方の違いが尊重される仕組みが整備されている。

専門家としても人間としても大きく成長し、真のプロフェッショナルを目指す心意気のある人にとってはまさに理想的な環境だろう。