PROFILE

代表者:加瀬剛、加瀬洋、阿部洋
創立年月:2015年10月
従業員数:45人
本社所在地:東京都千代田区西神田3-1-6 日本弘道会ビル3階
HP:https://accounting-force.com/
- 成長を支えるキャリアパスと学習制度
- 風通しの良さを重視した働きやすい環境
- 中小企業の夢を共に実現する姿勢

クライアントの本質課題に伴走するパートナー
アカウンティングフォース税理士法人(以下同社)は、法人税務を基盤としながら、上場準備のサポート、M&Aのサポート、その他経営支援を見据えた幅広いサービスを展開している。よって、特定分野に偏るのではなく、常にクライアント企業の「業界・事業・組織構造・経営者の人物像やビジョン」にまで踏み込んで理解を深めることを重視している点が特徴だ。単に表面的なクイックレスポンスや定期訪問をルール化するのではなく、所員一人ひとりがクライアントやその環境に強い興味を持ち続けることで、自然と迅速な対応や積極的なコンタクトが生まれる。こうした価値観や哲学が全員に共有されているため、顧問業務においても深い信頼関係を築くことができる。
同社では「定量的に整備された制度」を前面に打ち出すのではなく、日常のコミュニケーションを通じて職員の定着を図っている。人事評価制度については、数年前に外部コンサルタントを導入し、公平性の向上に努めてきた。その上で、組織横断の交流を促すために、毎月ランダムに編成されるランチ会(3~4名×10チーム規模)、四半期から半期に1度の懇親会(会社費用負担)、チームを超えたスタッフとリーダーの月次1on1などを実施。これらの取り組みを通じて、部門や世代を超えたつながりが生まれ、所員同士が安心して意見交換できる環境が築かれている。
人材採用においては、画一的な制度を設けるよりも、まず「同社が大切にしている価値観」を理解してもらうことを重視している。そのために採用エージェントと密にコミュニケーションを取り、職場の実情や理念を丁寧に伝えている。柔軟な働き方やライフスタイルに応じた支援体制を整えるとともに、同社としてより良い人材採用のあり方を模索している段階であり、今後も改善に取り組んでいく考えだ。
同社の根底にあるミッションは「クライアントの課題に興味を持つ」ことである。税務コンプライアンスを超えて、日々のコミュニケーションを通じてクライアントの課題を探り、クライアントとその課題を共有する事に重きを置いており、必要に応じて提携業者と連携しながらワンストップで解決に導く体制を整備している。クライアントからの「ありがとう」という言葉と、自らのプロフェッショナルとしての成長を両立できる環境を提供すること。それがアカウンティングフォース税理士法人が目指す姿であり、志ある人材にとって理想的なステージといえるだろう。

Q.貴所、および会計業界全体が、これから必要とする人材は?
お客様をはじめとする会社の業界、事業、組織構造、経営者の経歴・人物像・ビジョンなどに興味がある方だと思います。もちろん我々はプロフェッショナルなので、税務、財務の知識、経験、スキルは必要だと思います。ただ、そこを到達点にしてしまうと、他の税理士やAIを使いこなすクライアントに対して、持続的な優位性や存在価値を保つことは難しいと思います。クライアント企業の業界・事業・組織構造、経営者の経歴・人物像・ビジョンは、それぞれ異なりますし、常に成長して変化もします。さまざまな要素が複雑に関連しているものなので、常に興味を持ち、考え続けることが出来る人材がこれから必要とされると思っています。
ポイントになるのは「深い知識を持っている」ことではなく、「興味を持っている」ことです。興味を持つことで、AIでは導き出せない新しい発見をして、人間的に成長できると考えています。
Q.貴所が「人材力」を高めるため取り組んでいることは?
当社はしゃくし定規に制度を作るのではなく、リモートワークやAI活用を各自の希望に応じて柔軟に利用できるようにしています。特にAI活用は推奨しており、法人で有料アカウントを取得し皆さんに自由に使用していただいています。もちろん、資格試験奨励制度、近距離手当、服装自由など一般的な制度は用意しています。
また、制度化やルール化はしていませんが、定性的な面ではこだわりがあります。一例として、コンサルティング事業部の3つのこだわりをご紹介いたします。
①課題ドリブン
「常にお客様やそれを取り巻く業界構造などの課題を探し続けよう」と言うものです。ポイントになるのは、「課題を解決しよう」が焦点ではないことです。解決を前提として課題を探すと見える課題自体が矮小化されますので、解決は一旦脇に置いて、シンプルに課題を探し続けることにフォーカスするという考えです。
②やりたいことドリブン
単に「好きなことだけやる/嫌なことはやらない」ということではなく、「自分はプロフェッショナルとして何を成し、お客様や社会にどう貢献したいのか?」という自分が本当にやりたいことに向き合い、より高次の問いを持ち続ける姿勢を求めています。
入社直後は「何をやりたいですか?」と繰り返し聞かれて、答えに窮することもあるとおもいますが、この問いに向き合い続けることが大切だと考えています。実際に1〜2年続けると「本当に自分のやりたいこと」を前提に考える姿勢が自然と身につきます。そして、やりたいことを持つと、挑戦したいと思える案件が自然と集まってくるようになり、高いエネルギーで仕事に臨むことができるようになります。その結果、クライアントも自分自身もハッピーになる好循環が生まれます。
③チームワーク
当社メンバーは一人ひとりがプロフェッショナルな人材ですが、独りよがりな人はいません。自分の強みを活かす一方で、仲間の強みを尊重して学ぼうという姿勢があります。そのような関係を活かすために、あえて部門を分けずに同一のお客様にこの2つの属性のメンバーを一緒に担当して貰っています。両者に相互の強みを学びがあることに加えて、クライアントにも「税務も会計コンサルも、IPOコンサルも同時に頼れる」と実感していただけます。結果的に、課題が多く多岐にわたる成長フェーズの優良スタートアップ様からの引き合いが非常に多くなっています。
Q.ズバリ、貴所で働くことで得られるメリットは何ですか?
会計に強みがある方と税務に強みがある方、それぞれに次のようなメリットがあります。
・税務も学びたい会計士の方は、会計コンサルやFASに重心を置きながら税務の知識や経験を獲得する事が出来ます。
・会計コンサルやFASにも関わってみたい税理士の方、又は15年以上税務業務を行っているような科目合格者の方は、税務に重心を置きながら会計コンサルやFASの知識や経験を獲得する事が出来ます。
その他には、最近は相続をはじめとする資産税の業務も増えてきています。
そもそも当社は「やりたいことドリブン」の思想が強いので、やりたいことがある方には、チームみんなでそれを応援する風土があります。本気でやりたいことを見つけて、それを実現できる可能性は高いと思います。本当に仕事に前向きな仲間たちで、お互いに「やりたいことドリブン」を大事にして、応援する空気が上手く醸成出来ていると思っています。
成長意欲がある方、もっと自分の出来る事を増やしたい方、お客様や社会構造に興味がある方、チームワークを重視される方、などにはとても良い会社なのではないでしょうか。