PROFILE

代表者:末永貴志
創立年月:2015年3月
従業員数:33人
本社所在地:東京都港区浜松町1-7-3 第一ビル6階
HP:https://www.dispro.co.jp/
- 顧客満足度を高める徹底した品質と改善提案力
- 人材の定着と成長を支える仕組み
- 柔軟な働き方と将来を見据えた経営戦略

ディスクロージャー支援のプロフェッショナル集団
ディスクロージャー・プロでは、顧客満足度を「品質×改善提案力」と定義し、精度の高いドラフト作成と業務改善の提案を常に心掛けている。四半期ごとにクライアントと定期的に打ち合わせを行い、フィードバックを通じて改善につなげる仕組みを整えており、こうした姿勢が信頼関係の基盤となっている。
採用した人材が長く活躍できるよう、中間や期末に上長との面談を実施し、目標や取り組みを明確にして振り返り、評価につなげている。また「サンクス文化」と呼ばれる感謝を可視化する取り組みも根付いており、年に一度の社内表彰式では、売上や品質だけでなく定性的な貢献も評価の対象となる。社員同士の交流も積極的に促進されており、職種やチームを超えたシャッフルランチやボジョレーヌーボーの解禁日に合わせたイベントなど、和やかなコミュニケーションの場が設けられている。定期の朝礼では社長やリーダーが社員に直接メッセージを発信し、さらに社員が持ち回りでプレゼンを行うことで、自然とコミュニケーション力を磨ける機会も提供されている。繁忙期と閑散期のメリハリを活かし、閑散期には教育や業務改善プロジェクトに取り組むことで、判断力や提案力を養い、専門性に加えてリーダーシップを発揮できる体制づくりを進めている。
働き方においては、出社とリモートを組み合わせたハイブリッド勤務、前後1.5時間まで調整可能な時差出勤制度が導入されている。在宅勤務でも効率よく業務を進められるようダブルモニターやタッチパネルを導入するなど細やかな工夫が施されている。子育て中の社員は希望により品質管理部門で時短勤務ができるよう配慮するなど、ライフイベントに応じて部署異動を柔軟に行える点も特徴である。多様なキャリアやライフスタイルを尊重しながら、それぞれが長期的に活躍できる体制を整備している。
経営戦略の面では、開示関連業務をいしずえにして、需要が高いアウトソーシングサービスに領域を広げ、量的拡大だけでなく質的成長を重視し、客単価の向上や周辺領域への展開を進めてる。具体的には、開示書類作成にとどまらず、連結決算や上場準備支援といった前段階の業務にまで対応範囲を広げている。これにより、企業への提供価値を高めると同時に、社員にとっても開示関連業務に偏らない幅広い経験を積める環境を整えている。
さらに、プロネクサスグループとしてセキュリティリスクに細心の注意を払いながらも、時代の要請に応じたAI活用の可能性について検討を進めている。

Q.貴所、および会計業界全体が、これから必要とする人材は?
弊社では、クライアントに寄り添い、感謝されるサービスを提供する「ディスクロージャー支援のプロフェッショナル集団」であるために、以下のような姿勢をもつ人材が必要とされる人材であり人財であると考え、採用および人材教育をおこなっています。
・何事にも興味を持って学ぼうとする姿勢
・クライアントの課題に向き合い、共に考え、新しいことを提案していく姿勢
・何事にも妥協せず、とことん取り組む姿勢
開示実務は法改正により常に変化し、知識のアップデートを怠れば最新のサービスは提供できません。また、お客様の課題を理解し改善提案を続けることが、契約の継続や信頼構築につながります。さらに、限られた担当社数に真摯に向き合い、繁忙期・閑散期を通じて価値を最大化する姿勢が不可欠であると考え、ともに成長できる方を求めています。
Q.貴所が「人材力」を高めるため取り組んでいることは?
<採用について>
・「学び続ける」「課題に寄り添い提案する」「妥協せずやり抜く」の3姿勢を重視し、会計士は監査法人での経験、アソシエイトは上場企業の経理/連結経験者を主軸に採用しています。選考ではアソシエイトはテストを実施し、面接は複数担当で選考を進めることで、採用のミスマッチを抑制しています。
・現状約30名(会計士:アソシエイト=2:1)から、2030年までに会計士40名・アソシエイト40名の体制へ(会計士は年4~5名採用)拡大する方針です。
<育成について>
・これまでの業務の知見を反映したチェックリスト/ヒアリングシートで属人化を回避しつつOJTを実施。
・社内チェッカーチームがレビューし、フィードバック→再学習をループ化。
・月2回の全社朝礼+チームごとの持ち回りプレゼンで発信力を強化。
・閑散期を活かして社内の課題プロジェクトや重点施策、教育を集中的に実施。
・年1回社内表彰式を開催。日常のサンクス文化も可視化。
・契約継続率80~90%。さらに開示支援に加え、連結決算・IPO準備など上流領域へ拡張し、習熟する機会を提供しつつ顧客単価も合わせて高めるようにしています。
Q.ズバリ、貴所で働くことで得られるメリットは何ですか?
<仕事内容・成長>
当社では、上場企業150社超の開示支援を通じて、実務の最前線を経験できます。契約継続率は80〜90%と高く、単なる作業提供にとどまらず改善提案などを通じて顧客と関係構築を図っています。品質管理部門と標準化されたチェックリスト・ヒアリングシートにより、属人化を避けながら専門性・効率性を着実に高められる点も特徴です。四半期や年度の繁忙・閑散の波を見据え、閑散期には研修を受講し、知識のアップデートを行える体制を整えています。
<キャリア・役割>
会計士が会計士にしかできない業務へ集中できます。課題解決型のプロジェクト運営や、プロジェクトリーダー・マネージャーとしての意思決定・提案力を磨く機会が豊富です。
<働きやすさ・制度>
働き方は、出社と在宅を最適配分するハイブリッド勤務が可能。時差出勤(前後1.5時間)や有給の時間単位取得など柔軟な運用を行い、在宅でも品質を担保できるようダブルモニターやタッチパネル等の環境を整備。効率化やアサイン調整により、残業は少なめで子育て中のメンバーが活躍できるよう、業務の切り出しや時短配属の実績もあります。
<プロとしての誇り・環境>
監査法人から「品質が上がり手間が減った」と評価を受けることもあり、期日遵守で決算発表の危機を乗り越える場面では社会的意義を実感できます。親会社との連携による持株会制度への加入や相談窓口の設置などの安心感と、ベンチャーらしい風通しの良さを併せ持ち、営業優先ではなく品質を尊重する設計のもと、専門家がリスペクトされる職場です。