税理士法人FIA(FIA consulting group)

PROFILE

代表者:古野裕則
創立年月:創業1994年
従業員数:86人(税理士13人)
本社所在地:大阪府大阪市淀川区宮原3-4-30 ニッセイ新大阪ビル14F
HP:https://fia-jp.com/

企業の強み
  • 相続・M&A・事業承継等の高度税務やコンサル業務にも挑戦可能
  • 「やり甲斐」「高い報酬」「自由度」を叶えられる環境
  • オーダーメイド人事制度でライフイベントに合わせた働き方を後押し
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医療に強く、DXも推進
社員の挑戦を後押しする税理士法人FIAの魅力とは

税理士法人FIAは、医業経営コンサルティングや戦略的な節税対策、相続・事業承継、資産形成、M&A支援など幅広い領域に対応する総合型の税理士法人である。なかでも医療分野での強みは際立ち、とくに歯科における顧問先数は西日本でもトップクラスを誇る。開業支援から増患・増収、さらには事業承継やM&Aまで、医療機関の経営を一貫して支えてきた実績は、同法人の大きな信頼の源泉となっている。

近年は、医療業界で培った豊富なノウハウを活かし、一般法人への支援にも注力。広告や派手な営業ではなく、実績に基づく信頼を軸に紹介中心のスタイルを採用し、とくに生命保険会社や銀行など金融機関から多くの顧客を紹介されている点が特徴だ。金融機関との堅固な関係性をベースに、ライフプランナーとのネットワークを活かしたセミナーも開催。金融・保険・税務の知見を掛け合わせ、顧客に長期的な価値を提供している。

成長戦略の柱は、相続税・資産形成・M&Aの3分野である。相続税業務では昨年から専任担当者を配置し、専門性とスピードを強化。資産形成では金融機関出身者を迎え、資産運用や保険、税制を横断する課題に対応している。さらにM&Aでは外部仲介会社との連携に加え、自社で一気通貫の体制を整備中で、豊富な顧問先ネットワークを活かした迅速かつ的確な支援を進めている。

業務の効率化とサービス品質向上に向け、デジタル技術の導入にも積極的だ。社内SEを中心に、業務システムとしてkintone、書類処理にはAI-OCR、ナレッジ共有や業務支援にはChatGPTを導入。これにより人的リソースを高付加価値業務へ振り向けるとともに、顧客対応のスピードと正確性を高めている。単なる効率化にとどまらず、顧客満足度の向上やサービス全体の質の底上げにもつながっている点が特徴だ。

働き方においては「やりがい」「報酬」「自由度」のバランスを重視。ライフステージに応じた柔軟な勤務体制を整え、社員の挑戦を歓迎する文化を築いている。税務にとどまらず資産形成やM&A、システム開発など活躍の場は広がり、多様なキャリア形成を後押ししている。採用面でもチームワークを重視し、食事を交えた面談や社員交流を通じて相互理解を深めることで入社後のミスマッチを防ぎ、「長く働きたい」と思える職場づくりを追求している。

医療分野での圧倒的な実績を基盤に、相続税・資産形成・M&Aといった成長分野で専任体制を強化しながら、一般法人への支援も拡大するFIA。DX推進と挑戦を後押しする組織文化を強みに、今後も顧客に寄り添った専門性の高いサービスを提供し続けていく。

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Q.貴所、および会計業界全体が、これから必要とする人材は?


会計業界は、制度改正や社会変化に柔軟に対応できる力がますます求められています。今後特に必要となるのは、知識やスキルを単なる作業の道具としてではなく、顧客の“本質的な課題”に向き合うための武器として活かせる人材です。

単に申告や記帳をこなすのではなく、「なぜこの企業は今この相談をしてきたのか」「背景にどんな経営課題があるのか」を捉え、提案できる思考力と対話力が重要です。そのためにも、情報を整理・活用する力や、先回りして動ける行動力を重視しています。

さらに、今後の会計業界においてはAIの活用に強い人材が不可欠になります。AIはすでに会計業務だけでなく、一般企業のあらゆる領域に浸透しつつあり、とりわけ人材不足が深刻な中小企業では、AIを使いこなすノウハウや人材のサポートが強く求められています。

こうしたニーズに応えるためにも、会計事務所がAIやデジタルツールの活用について実践的なアドバイスができることが、今後の大きな差別化ポイントになります。FIAとしても、まずは自社内で積極的にAIを導入・運用し、その経験をもとに顧客への戦略的な提案力を高めていきたいと考えています。

この流れは、事業承継・M&A・相続対策といった戦略的分野にも直結するものであり、単なる効率化にとどまらず、中長期的な企業価値向上を支える支援ができる人材こそ、今後の会計業界で活躍できると確信しています。

Q.貴所が「人材力」を高めるため取り組んでいることは?


一人ひとりが自分の強みを活かして活躍できるよう、FIAでは日々の取り組みを重視しています。まず、毎朝の朝礼では、10項目からなるクレドの中から1つを選び、社員がその行動指針にまつわるエピソードを発表し、他の社員が感想を述べることで、プレゼン力や傾聴力を自然と養っています。

さらに、代表による全社員との1on1面談を毎年実施しており、キャリアの悩みや私生活に関する相談まで本音で話せる場を設けています。ときには涙を流す社員もいるほど、深い信頼関係が築かれています。

また、社員同士のつながりを深めるために、年2回のグループ懇親会や社内イベントも開催。こうした取り組みを通じて、安心してチャレンジできる環境づくりを進めています。

Q.ズバリ、貴所で働くことで得られるメリットは何ですか?


FIAの最大の魅力は、実務経験の幅広さとキャリアの柔軟性にあります。医療分野に強みを持ちながら、M&Aや事業承継、ホールディングス設立、資産形成など、一般法人向けの高度税務にも携われます。

また、社内から発案されたDXプロジェクトも進行しており、AIやkintone、ChatGPTの活用など、デジタル分野に挑戦できる環境も整っています。

税理士試験への挑戦を支援する制度も充実しており、会議室を自習室として開放するなど、今年は35名が受験を予定しています。志を共にする仲間と切磋琢磨できる環境があるのもFIAの強みです。

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