2026.02.13

管理部門の今を知る一問一答!『働き方と学習に関するアンケート Vol.5』

管理部門の「今」を探る一問一答アンケート、第5弾の結果をご報告します。

今回は、企業の生産性向上における永遠の課題ともいえる「業務のムダ」と「効率化の壁」にフォーカスしました。 会議、ハンコ、日報、そして効率化を阻む本当の理由…。
2026年の現在、管理部門や士業の現場で働く皆さまが、日々の業務で何に悩み、何を変えたいと願っているのか。そのリアルな実態が浮き彫りになりました。

【調査概要】
調査テーマ:働き方と学習に関するアンケート Vol.5
調査期間:2026年2月2日~2月8日
調査方法:Webアンケート
調査対象:Manegy会員ユーザー
有効回答数:469名

目次

業務で「ムダだ」と感じる会議は、週にどれくらいありますか?

生産性を下げる要因として挙げられることが多い「会議」。対面やWeb会議が混在する中で、参加者が「これって意味あるの?」と感じてしまう時間はどれほど発生しているのでしょうか。

質問と回答結果

質問

Q1. 業務で「ムダだ」と感じる会議は、週にどれくらいありますか?

回答

ほとんどない 34.5%
1~2回程度ある 44.1%
3~4回程度ある 12.4%
5回以上ある 9.0%

考察:約65%が「ムダな会議」を実感。週1回の見直しが効率化の第一歩に?

「ほとんどない」と回答した方が約35%いる一方で、全体の約65%(3人に2人)は何らかの形で「ムダな会議」があると感じています。
最も多かったのは「1~2回程度ある」(44.1%)という層ですが、「5回以上ある」(9.0%)という深刻な状況の方も約1割存在します。

たとえ週に1~2回であっても、準備を含めれば月間で相当な時間が「ムダ」を削減できそうです。
「定例だから」という理由だけで続いている会議や、メールやチャットで済む報告会を見直すだけでも、管理部門の生産性は向上する余地があるかもしれません。

業務効率化のために、今一番「やめたい」業務は何ですか?

DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれて久しいですが、現場にはまだまだアナログ業務や非効率な対応が残っています。
担当者が本音で「これをなくせばもっと楽になるのに」と感じている業務はどれなのでしょうか。

質問と回答結果

質問

Q2. 業務効率化のために、今一番「やめたい」業務は何ですか?

回答

紙の印刷・押印・ファイリング 25.2%
形式的な報告書や日報の作成 24.1%
定型的なデータ入力・転記作業 22.4%
電話対応・取次業務 11.1%
日程調整・会議室予約 9.2%
社内申請・稟議などの承認プロセス 8.1%

考察:「紙・ハンコ」「形式的な報告」「データ入力」の三大苦が拮抗

回答は上位3つに分散する結果となりました。

依然として根強いのが「紙の印刷・押印・ファイリング」(25.2%)です。
2026年になってもなお、完全なペーパーレス化への道のりは遠いことがうかがえます。
僅差で続いたのが「形式的な報告書や日報の作成」(24.1%)と「定型的なデータ入力・転記作業」(22.4%)です。
これらは、「物理的な手間(紙)」、「形骸化したルール(報告書)」、「自動化できていないデジタル作業(転記)」という、管理部門を悩ませる『非効率の三要素』と言えるでしょう。

これら上位3つの業務をいかに減らす事が業務効率化の鍵を握っています。

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職場において、業務効率化が思うように進まない「一番の理由」は何ですか?

多くの人が「ムダ」を感じ、「やめたい業務」も明確であるにもかかわらず、なぜ改善は進まないのでしょうか。
そこには、個人のスキルだけでは解決できない構造的な問題がありました。

質問と回答結果

質問

Q3. 職場において、業務効率化が思うように進まない「一番の理由」は何ですか?

回答

目の前の業務が忙しすぎて、改善する時間がない 36.7%
上層部や周囲の理解・協力が得られない 21.3%
効率化しても「評価」に繋がらない 20.0%
ITスキルやノウハウを持った人がいない 9.6%
ITツールや設備への予算がない 9.4%
セキュリティなどの社内規定の壁が厚い 3.0%

考察:「忙しすぎて効率化できない」ジレンマ。評価制度への不満も4割超

最も大きな壁となっていたのは、「目の前の業務が忙しすぎて、改善する時間がない」(36.7%)という切実な理由でした。
効率化すれば楽になると分かっていても、そのための仕組みを作る余裕すらない、「貧乏暇なし」ならぬ「多忙で改善なし」という負のループに陥っている現場の悲鳴が聞こえてきそうです。

また、見逃せないのが「上層部の理解不足」(21.3%)と「評価に繋がらない」(20.0%)を合わせた、組織風土や評価制度に関する不満が約4割を占めている点です。
「スキルがない」「予算がない」といったリソースの問題(合計約19%)よりも、「頑張っても評価されない」「協力が得られない」という心理的・組織的なハードルの方が、実は効率化を阻む大きな要因となっているようです。

まとめ

第5弾のアンケートでは、管理部門が抱える「ムダ」と「効率化への障壁」について調査しました。

「週に数回のムダな会議」や、「紙・形式的な報告・データ入力」といった三大業務負荷が、担当者の時間を奪い続けています。そして何より深刻なのは、それらを改善しようにも「今の業務で手一杯」というジレンマと、「効率化しても評価されない」という組織への諦めが存在することです。

真の業務効率化を実現するためには、個人のスキルアップやツールの導入だけでなく、まずは「改善のための時間を業務時間内に確保すること」、そして「効率化への取り組みを正当に評価する制度」という、組織としての土台作りが重要と言えそうです。

Manegy Learningでは、今後も皆様の業務やキャリアに役立つ情報発信と、リアルな実態に迫るアンケート調査を続けてまいります。 皆さまの回答をお待ちしております。

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