新着 【特に何もしない人が最多!?】「勉強に集中する方法」についての調査結果

皆さまの中には、日々勉強に取り組んでいる人も多くいらっしゃるかと思います。
限られた時間の中で目的を達成するためには、「集中力」は重要な要素の一つといえます。
そこで今回は、Manegy会員の皆さまを対象に、「勉強に集中する方法」についてのアンケートを実施しました。
勉強に集中するために、皆さんはどんな工夫をしているのでしょうか?
ご自身の学習や仕事の集中力アップに活かせる内容かと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
【調査概要】
調査テーマ:「勉強に集中する方法」に関するアンケート
調査実施日:2025年6月16日~6月29日
調査方法:Webアンケート
調査対象:管理部門・士業として働くManegy会員ユーザー
有効回答数:467名
勉強に集中するのはなんのため?

勉強に集中する理由を尋ねたところ、約6割の人が、「自己成長・スキルアップのため」と回答をしました。
次いで、「実務で役立つ知識を習得したいため」「資格試験の合格を目指しているため」「昇進・キャリアアップのため」と続きます。
この結果から、多くの人がキャリアアップ・スキルアップのために、勉強に集中して取り組んでいることが分かります。
その他の回答では、「勉強が楽しいから集中できる」という回答も見られました。
集中するための工夫や、妨げの原因、集中力が切れたときの対処法は?

勉強に集中するための工夫
勉強に集中するために実践していることを伺ったところ、5割弱が「特に何もしていない」と回答し、最も多い結果となりました。
何かしらの工夫をしている人の中では、「勉強前にToDoリストや計画を立てる」「集中できる飲み物・食べ物を取り入れる」「音楽や環境音を流す」の順で回答数が多い結果となりました。
また、その他の自由記述では、「タイムラプスで撮影する」などのユニークな回答もありました。
この結果から、集中するための工夫は、大きく下記の3つに分類できます。
- 計画を立てる
- 集中するための環境づくり
- 勉強結果を記録する
参考にできそうなものがあれば、ぜひ取り入れてみてください。
集中力を妨げる要因

逆に、集中力を妨げる要因としては、「疲労や眠気」をあげる人が最も多く、60%を超える結果となりました。
そのほか、「仕事のストレス・タスクの多さ」「スマホの通知」などの回答が多く、外部要因による影響が集中力の妨げとなる場合が多いようです。
集中力が切れたときの対処法

集中力が切れてしまった際の対策として特に多い回答が、「軽い運動やストレッチをする」「一旦仮眠・休憩をとる」「飲み物やおやつを摂る」で、いずれも40%程度の方がこの回答を選んでいました。
勉強とは関係ないことを短時間行うことで、集中力をリセットさせる人が多いようです。
一方で、勉強自体は止めずに、「学習内容を切り替える」という対策をとるという回答も、15%程度見られました。
また、その他の回答では「勉強をやめる」と記述している人が複数人いました。
勉強をする時間帯・場所・勉強時間・使用ツールは?
最後に、勉強をする習慣がある人を対象に、日々の勉強状況について尋ねました。
働きながら、いつ・どこで・どれだけ勉強しているのかを調査いたしました。
勉強をする時間帯

勉強するタイミングは休日が最も多く、約4割の人がこの時間帯に勉強をしていました。
平日と比較してまとまった時間が取りやすいためと考えられます。
平日の場合は、終業前よりも終業後に勉強する人が多い結果になりました。
また、通勤時間を利用して勉強する人も25%以上いました。平日の限られた時間の中でも勉強時間を捻出しようとしていることが伺えます。
勉強をする場所

勉強する場所としては、「自宅」と回答した人が最も多く、4人中3人がこの回答を選択しました。
続いて、「移動中(電車・バスなど)」「カフェ・図書館などの外部施設」「会社内の休憩室など」と続きます。
勉強で使用するデジタルツール

勉強の際に使用するデジタルツールについて聞いたところ、「特に使っていない」が最多となり、6割以上の人がこの回答を選びました。
昨今は様々なデジタルツールやアプリが存在しますが、勉強に関しては、アナログ派も根強いようです。
使用しているデジタルツールについては、「語学・資格アプリ」「ノート・メモアプリ」「タイマーアプリ」「勉強記録アプリ」のほか、生成AIを利用しているという回答もありました。
日々の勉強時間

1日あたりの勉強時間について、平日・休日それぞれで質問をしました。
平日は「30分~1時間未満」「日によって大きく異なる」「1~2時間程度」の順に回答が多く、休日は「1~2時間程度」「1時間未満」「日によって大きく異なる」の順で回答が集まりました。
平日は「30分~1時間未満」、休日は「1~2時間程度」がボリュームゾーンとなり、そこから勉強時間が増えるほど回答が減少する結果となりました。
まとめ
今回の「勉強に集中する方法」に関するアンケートでは、勉強に集中するための工夫を行わない人が5割弱という結果となりました。
集中するために何かしらの工夫を行う場合は、「計画を立てる」「集中するための環境づくり」「勉強結果を記録する」の3パターンに分類される結果となりました。
集中力が切れた際は、様々な方法で小休止をとる方が多数派でした。一方で、勉強科目を変えるなど、勉強は続けつつも、勉強内容を変えて集中力を持続させる工夫も見られました。
また、勉強に集中する理由としては「自己成長・スキルアップのため」をはじめとした、キャリアアップ・スキルアップを目的としている人が多数派でした。
本記事では、勉強するための様々な工夫を紹介いたしました。キャリアアップ・スキルアップ達成のため、ぜひこちらの内容を取り入れて、勉強に集中できる状態を作り出してみるのはいかがでしょうか。

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