PwC税理士法人 | Best Professional Firm 2023

PwC税理士法人

PROFILE

代表者:高島 淳
創立年月:1999年7月
従業員数:750人
本社所在地:東京都千代田区大手町1丁目2番1号 Otemachi One タワー
主な拠点所在地:東京/名古屋/福岡/大阪
HP:https://www.pwc.com/jp/ja/about-us/member/tax.html

企業の強み
  • 世界最大級のグローバルネットワークを駆使しながら、 国際税務サービスに関われる環境
  • 体系的な研修制度に加え、 充実したフォローアップ体制
  • 積極的にテクノロジーを活用し 、テクノロジーでは提供できない価値を生み出すプロフェッショナルファーム

テクノロジー×人間力で世界で最も信頼されるプロフェ ッショナルファームであり続ける

PwCは世界152カ国に及ぶグローバルネットワークを擁し、世界最大級のプロフェッショナルサービスネットワークを有している。その中でPwC税理士法人は、幅広い分野の税務コンサルティングにおいて、PwCグローバルネットワークと連携しながら、ワンストップでサービスを提供している。クライアントが国際的な税務課題に直面した際も、各国のメンバーファームと連携し、国際税務サービスを提供していることも特徴の1つだ。こうした環境で働くことは、国際税務業務に必要な知見・経験を積むことに通ずる。また、積極的に海外に人材を派遣しており、社内制度を活用して海外のメンバーファームでの経験を積むこともできる。入社当初から英語が得意な社員はいるが、あくまで一部である。大半は実務を通じてビジネス英語の読み書きを覚えるところから始まり、社内の外国人スタッフとコミュニケーションをはかったり、学費補助制度を利用して英会話学校へ通ったりしながら、英語への抵抗感を拭いながらビジネスで使えるレベルまで昇華させている。このように税務を柱にもちつつ、グローバルに活躍できる人材へと成長できる環境は大きな魅力だ。


入社時には、税法の概要や申告書作成の実務、PCの使い方などを学ぶ研修が多数用意されている。コンテンツの分量としては、1日3時間受講した場合、3カ月程度の時間を要するほどだ。その後も税務の各領域について見識を深めるための研修がレベルに応じて用意されている。また、同社では「バディ制度」「コーチ制度」により、充実したフォローアップ体制も用意されている。「バディ制度」は、何でも気軽に相談できる年次の近い社員がアサインされ、「コーチ制度」では管理職以上の職階の社員がペアとなり、業務内容や働き方、不安に感じていることなどを定期的にサポートしている。

税務の仕事はAIに「取って代わられる」職業と揶揄されることもある。しかし、同社では最先端のAIをはじめさまざまなテクノロジーを活用し、効率化できる部分は最大限効率化したうえで、人間にしかできない価値提供を模索している。和田光正パートナーは、税務コンサルタントの仕事を「サービス業」であるという。サービス業には悩みに寄り添い解決に向けてチャレンジする「人間力」が必要だ。これからもクライアントの悩みを解決するサービス業として、テクノロジーに人間力を加えた価値を提供していく。


Q.貴所、および会計業界全体が、必要とする人材は?


私たちが考えるこれから必要とされる人材は「(知的)好奇心」「AIへの理解」「グローバルな感覚」「多様性への寛容さ」の4つの素養を持った人物です。

変化の激しい時代の中では、柔軟な対応力とそれを支える(知的)好奇心が非常に重要になると考えています。そもそも我々はサービス業であり、クライアントのみならず社会課題の解決に取り組むのがミッションです。企業が抱える経営課題を正しく理解し、適切にアプローチするのが重要だと考えています。したがって、知的好奇心をもって、世の中の動きにアンテナを張り、クライアントと同じ視点で社会課題を認識する意識を持つことも重要です。

AIの発展により、無くなる職業といわれて久しいですが、我々もDX及びAIを積極的に有効活用し、業務の効率化、高度化を図っています。そのため、AIに対する理解を深める意識も重要であると感じています。

また、クライアントも国内だけでなく、グローバルに事業展開する企業が増えてきています。このような企業をサポートするためには、語学を含めグローバルな環境での対応力は必要不可欠であり、自らもグローバルに活躍すべく、気概を持つことが重要であると思っています。

一方、税務一つとっても急速に複雑化していることから、領域の幅というのは多岐にわたっていくと思います。そのため、幅広い興味と世の中の動きについて理解するとともに、一人では解決しきれないクライアントや社会の課題を、異なる専門領域をもったメンバーとチームアップして解決していくことが求められます。さらに個人の人生観、意思等を含め、チーム運営においても、より多様性への寛容さを持つことも重要であると思います。

Q.貴所が「人材力」を高めるため取り組んでいることは?


専門知識の充実という点については、入社時に1日3時間x3カ月程度の研修コンテンツ(法人税、消費税の概要、申告書作成の実務、ビジネスソフトスキル、PCの使い方等々)を用意してます。入社後も最新の税制や判例にふれる研修(月1~2回、全職員対象)や税務の各領域(組織再編税制、移転価格、レベル別)の研修を用意しています。

バディ制度も導入しており、入社後半年~1年間は相談役としてバディを1名アサインし、PwCに慣れていただくため親身に対応しています。この他、各従業員に1人のキャリアコーチをアサイン(2年目以降は従業員からの希望性)し、従業員のキャリア形成(足元の業務やなりたい将来像に向けたアサイン等)をサポートしています。

キャリアについては、自らの意思でキャリアを形成していくべく、各従業員の業務希望、働き方の希望等のアンケートを実施し、その内容に応じたアサインメントが行われているのが特徴です。 英語力やグローバルな環境で働くスキルを身に付けてもらうべく、PwCの海外オフィスに2~3年程度出向する制度もあり、常時30~40人ほどがこの制度を利用して出向しています。

過去10年程度を振り返ると、海外出向を希望された方はで概ね全員送り出せています。この他にも、AI、EGG、SDGs、ダイバーシティ等、社会課題についての理解を深めるための社内研修が用意されており、語学学習、専門学校費用その他、自身のスキルアップに向けた取り組みについて、年間20万円まで学費を補助する制度も用意されています。

Q.ズバリ、貴所で働くことで得られるメリットは何ですか?


グローバル規模で最新の税制に精通し、英語でコミュニケーションが取れて、税務の特定の領域(M&A、再編税制等)やクライアントの特定のビジネス領域(金融、プライベートエクイティ、海運等)の経験があると、会計士・税理士業界でもかなり希少性の高い存在になれると思います。PwC税理士法人は、そんな存在になるべく経験を積めるところだと思います。

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