2024年版 編集部が管理部門に
おすすめする本当に良いサービス


(カケアイ)
株式会社KAKEAI
コミュニケーションを変え、
マネジメントを進化させる
株式会社KAKEAI
代表取締役社長 兼 CEO
本田 英貴 氏

幅広い業種で効果的な1on1を支援する「1on1ツールKakeai(カケアイ)」を提供する株式会社KAKEAIの本田 英貴氏に、こだわりのポイントやサービスにかける想いについて伺いました。
「1on1ツールKakeai」はどんな想いで開発・提供されているのでしょうか。サービスの特徴や、差別化のポイントなどと合わせてご紹介します。
会社員時代の失敗をきっかけに、属人的マネジメントの是正を目指す
Manegy編集部: 近年、1on1は一般的な取組みになりつつあり、1on1を導入されている企業が急増しているかと思いますが、1on1ツールKakeai(カケアイ)のサービスについて、提供した経緯や内容、サービスにかける想いなど、お話をお聞かせください。
本田氏: ありがとうございます。
元々、私が会社員時代に経験した失敗がKAKEAI創立の起点です。当時、私は仕事も上手く行っており、部下とのコミュニケーションについても自信満々でした。そんな時に実施された360度評価で「あなたには、誰もついていきたくないって知っています??」という匿名のコメントをもらいました。恥ずかしさ、情けなさ、後悔、さまざまな感情の中で部下とのコミュニケーションに迷い、仕事を背負い込み、うつ病を発症しました。そのような出来事から、自分のような属人的なマネジメントのせいで生まれている不幸(たまたま共に働くことになった上司が部下に与える不幸)を社会から無くすことに人生をかけたいという想いが、創業のきっかけです。
Manegy編集部: そんな過去がお有りになったんですね。その想いを果たすため、属人的なマネジメントを回避する方法はどんなものがあるでしょうか?
本田: 属人的なマネジメントは、上司が研修を受けたり、マネジメントに関する本を読むことなどでは根本的な解決は難しいと考えます。創業当時から、この問題の解決に重要であると考えていたのは三つの仕組みを備えたソリューションです。コミュニケーションそのものを支える仕組み。上司ができるだけ早く、正しく現実を捉えられる仕組み。上司同士が部下への良い関わり方を真似し合える仕組みです。そして、これが現在、株式会社KAKEAIが提供している、「1on1ツールKakeai」の構想のもとになっています。
1on1の課題を解決する機能を備えた「1on1ツールKakeai」
Manegy編集部: コロナ禍以降、マネジメントの「見える化」が推進され、人的資本経営の流れで従業員エンゲージメントの面でも1on1が注目されていますが、1on1にはどのような課題があるとお思いですか?
本田氏: 1on1は、お互いの信頼関係、コミュニケーション力やマネジメント力、組織風土等に影響を受けやすく、1on1を実施しても数多くの課題が生じます。例えば、上司と部下という上下関係が原因で本音が言えなかったり、聞けなかったりします。また、多忙な中で、時間的にも心理的にも負担が高く継続しにくいのも問題です。クローズドな中で行われるものであるからこそ、1on1ミーティングの質は、双方のコミュニケーション力や対人力に依存しがちで改善も難しいものです。そして人事や経営が1on1の定着を推進しようにも、実態把握や改善点抽出の難易度や負荷が高い状態になってしまっています。
Manegy編集部: 「1on1ツールKakeai」はそれらの課題を解決できる特徴があるということですね。
本田氏: はい、Kakeaiは、1on1特有の問題をテクノロジー、UX・特許で解決します。「負担のない事前準備」「スムーズな1on1の実施」「AIや蓄積されたデータから改善方法を学習」「人事などが実態を掴み支援」このサイクルを日常的に回すことで、1on1の負担・ストレスが減らされつつ、質も改善していきます。あらゆる企業様、あらゆる1on1に対応できるシステムの柔軟性や安全性も特徴です。
Manegy編集部: 確かに、上司との1on1を行う際に「事前準備」を意識したことはなかったです。いつも出たとこ勝負だったので、それだけで時間が過ぎて行った記憶もあります。
事前に話したいトピックを決めることができれば、1on1の時間を有効に使うことができますね。他にもそういった貴社サービスならではの強みはございますか?
本田氏: そうですね。先に述べた事前にトピックが選べる特徴は部下側の視点ですが、上司側にもメリットがあります。
事前に部下が入力したトピックを確認することがきますし、上司に期待している対応、例えば「話を聞いて欲しい」「一緒に考えて欲しい」等があるのですが、そちらの内容も確認したうえで1on1に望むことができるため、「心の準備が全く違い、心理的なストレスもなくなり1on1が楽しく、かつ噛み合うようになった」と嬉しいお声もいただいています。また、上司が「自分の得意や苦手」を把握し、さらに、他の上司の「こうやったらうまくいった!」というヒントをいつでも確認できる状態をつくっています。それにより、改善が進み、自信につながっていく方もいらっしゃるようです。
人事“以外”からのお問い合わせが82%
Manegy編集部: 最後にどのような方々にご利用いただきたいか教えてください。
本田氏: 先にも述べましたように、Kakeaiは、1on1特有の問題をテクノロジー、UX・特許で解決します。
何よりも大事にしているのは、まず、当事者である現場の上司・部下の皆様に支持されるサービスであることです。事実、Kakeaiは人事以外のお客様からのお問い合わせが82%となっています。全体でご利用いただいている企業もあれば、一つの部署や、2人でご利用いただいているケースもあります。Kakeaiは、現場の皆様のためのプロダクトです。
もちろん、売上が上がったり、離職率が下がったりすることも確認できています。しかし、極端な言い方をすれば、経営や人事のためのものではありません。働く一人ひとりの、目の前にある問題を解消するためのものです。
労働力人口減少、多様化、流動化、競争環境の変化、そういった環境変化のもとで、今、企業としての従業員への関わり方は大きく変わらざるを得ない状況にあります。迫られているのは、従業員を一律に管理するスタイルから、従業員個々の状態や考えを適時適切に掴み、支援するスタイルへの転換です。まさに企業と従業員の関係を支える存在となるべく、精進してまいります。
おすすめサービス選出理由
by Manegy編集部

「1on1ツールKakeai」の各機能は、漠然と1on1をするのと比べて、双方の深い対話を持つことを手助けしその成果を高めます。

「個人」に視点を向けたマネジメントや育成が重要になってくる2024年において、1on1の実施はある種常識になっていくでしょう。しかし、すべての上司が1on1が得意なわけではありません。実施後の評価や改善のヒントあれば、1on1の質が向上し、マネジメント層の成長にもつながります。

属人的になりがちな部分を仕組みでフォローしつつ、多様な従業員を一律ではなく個で支援できる点が、多くの企業で導入され1on1を良いものにし、事業への成果が出せている理由なのだと思います。1on1の効果がでなかった、現場から不評だった、といった経験をした人事担当者にもお勧めしたいサービスです。
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サービス概要
サービス・製品名: 1on1ツールKakeai(カケアイ)
推奨従業員規模: 100名~数万人
対応エリア: 全国、海外
その他推奨条件:業種、職種問わずご利用いただいています。
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記事提供元
株式会社KAKEAI
contact@kakeai.co.jp
https://kakeai.co.jp/