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2023年10月1日にインボイス制度がスタートしてから、早くも1年が経過しました。導入時にはさまざまな議論を呼びましたが、この1年で何が変わったのでしょうか。2つの大規模な調査結果から、インボイス制度の今を伝えます。
今回の記事では、以下の2つの調査結果を引用してインボイス制度の現状を紹介します。
調査概要①
●調査内容:インボイス制度施行から1年が経過した現状に関する実態調査
●調査主体:株式会社インフォマート
●調査対象:一般企業社員6,915名
●調査期間:2024年9月13日~20日
●調査結果ページ:https://corp.infomart.co.jp/news/20241018_5626/
調査概要②
●調査内容:インボイス制度開始1年後の実態調査
●調査主体:Sansan株式会社
●調査対象:20〜50代の経理担当者1,000名
●調査期間:2024年8月22日~27日
●調査結果ページ:https://jp.corp-sansan.com/news/2024/0918.html
まず、インボイス制度に対する現状については、実に71%が課題を感じていると答えています。この回答者に、制度開始前後でどれだけ業務時間が増えたかについて聞いたところ、1カ月あたり平均で5.5時間増加したということでした。具体的には、請求書の発行よりも受取処理での時間が増えたということです。
一方で制度開始後に、業務の電子化とペーパーレス化が進んだことも明らかになりました。電子で発行する請求書が増えたという回答は51.9%と半数を超え、電子で受領する請求書が増えたという回答は79.2%にも達しています。
次に、71%が課題を感じているインボイス制度対応について、担当者が実際に苦労していることは何か、その生の声を以下に紹介します。
さらに調査結果からは、依然として受け取った請求書を目視で確認するケースが7割近いなど、制度への対応の遅れも明らかになりました。結果的に業務量が増え、残業時間が増加したという経理担当者の不満も浮き彫りになっています。
インボイス制度に関する悩みについては、経済産業省と中小企業庁がオンラインによる相談を受け付けているほか、商工会や商工会議所も各種支援を実施しています。また、電子化に対するIT導入補助金制度も準備されています。
インボイス制度の開始を契機に、ITツールの導入などによる業務システムの構築を検討することも必要かもしれません。
見積もり・請求書発行サービスについては、以下のページで詳しく紹介しています。
https://www.manegy.com/service/invoice/
今回の調査結果の内容については、インボイス制度の導入前からある程度予想されていました。しかし紙による請求書もまだ一部残っており、全体的には受け取った請求書の確認作業で、担当者の業務負担が解消されずに続いているようです。業務効率化を進めるためにも、請求書の自動判定が可能なツールなどを活用し、この機会に業務のDX化を推進する必要があるかもしれません。
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