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“平成”が終わり、5月から“令和”時代がスタートしました。株式会社JTBコミュニケーションデザインは、中間管理職として企業を支える課長1,000人に、平成時代の日々と新時代令和への思いを、「平成の課長調査」の報告書として発表している。
報告書によると、平成時代を課長として過ごした日々を振り返ってもらったところ、最も多かったのは「ストレスが多い」(46.8%)で、「上司と部下の板ばさみになる」(37.1%)、「課長としてこれでいいのかと不安がある」(34.0%)、「忙しく、時間の余裕がない」(32.6%)、「課長は孤独である」(32.1%)と続いている。
また、課長自身が新入社員だった当時、上司であった“当時の課長”は「権威があった」「部下から頼りにされている」というのが印象で、かつての課長像とはかなり違うと受け止めているようだ。
かつての課長が持っていた権威は感じられず、ストレスや不安を胸に仕事をする、平成時代の課長の姿がうかがえる報告書だが、その課長が、やる気にあふれていた時期を年代別に見ていくと、30代課長が「最近の5年間」、40代課長「いざなぎ景気」、50代課長「バブル崩壊期から平成不況期」である。
一方、やる気が失われたのは、各年代とも「最近の5年間」がトップで、その理由は、「職場の人間関係がなくなった」が最多となっている。
さて、新しい時代「令和」への意気込みだが、「まだやれることはたくさんある」(35.2%)、「管理職として、もっと成長したい」(33.5%)、「組織の長として、部下を成長させたい」(31.9%)、「新しいことに挑戦してみたい」(30.6%)と、こちらは意外にポジティブで、若い課長ほど「もっと成長したい」「もっと高い役職」など、上昇志向が強いようだ。
この報告書から、平成時代の課長は、ハードではあるがやりがいのあった平成前半期を過ごし、最近5年間でやる気が失せたものの、令和時代への意気込みも感じられることから、課長が置かれた厳しい立場に寄り添い、認め、勇気づける施策や動きも必要となるようだ。
また、令和時代の会社の状況については「発展」18%、「現状維持」52%、「下降」2%と、全般に弱含みだが、その理由は「社内の連携や協力ができていない」が44.2%、自社の魅力を発信できていないが(44.0%)で、会社発展のカギを握るのは、“職場の人間関係”にあるようだ。
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