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次世代リーダー育成をコーチングで支援する、35 CoCreation(サンゴ コ・クリエーション)CEOの桜庭です。
企業の成長を阻む要因の一つに、「組織の課題が見えないこと」があります。組織サーベイは、その課題を可視化する組織の健康診断のようなものですが、適切な問診や結果の解析ができなければ、真の課題を見つけることはできません。
本記事では、組織の健康を見極める専門家としての長年の経験から、サーベイ結果を無駄にしないために、人事担当者が注意すべき落とし穴と持つべき視点について解説します。
組織サーベイの回答は、回答者の解釈に大きく左右されます。特に、言葉の解釈による誤解はよく起こる問題です。
なかでも、海外のサーベイを日本語に直訳した場合、本来の意図と異なる意味で回答者が受け取ってしまうことが少なくありません。
近年、国内にもHRテック企業が増え、日本向けのサービスも充実してきましたが、グローバルスタンダードを重視する企業では、依然として海外製のサーベイが利用されています。こうした海外製のサーベイを利用する際には、文化的な背景や解釈の違いからくる問題に、特に注意を払う必要があります。
例えば、よく目にするサーベイの質問に「Above and Beyond」という項目があります。「Above and Beyond」は本来、自分の役割を超えて積極的に行動しようとする気持ちを表します。しかし、この言葉を直訳すると「職務権限を超えて、より大きなことに挑戦すること」と訳されることがあります。このような解釈のずれが生じると、実際には「Above and Beyond」の気持ちを持っていたとしても、実際の行動や結果を求められているように感じて、本来の質問の意図とは異なるプレッシャーを感じてしまうことがあります。特に、日本人の場合は謙虚な姿勢が裏目に出て、スコアを低くつける傾向があるのです。
こうした場合に、サーベイ結果の表面的な解釈だけが先行してしまうと、「日本人は挑戦意欲が低い」という誤った結論が導き出され、グローバル本社から的外れな改善指示が飛んでくるという事態に繋がることがあります。
実際、そのような状況に困った企業から、「この項目を改善するには一体どうすればよいのか?」という相談が私の元に寄せられることがよくあります。そこで、社員の方々と丁寧に個別対話をしていくと、多くの場合、質問の意図そのものを大きく誤解していることが分かります。「課長なのに部長の仕事までやるということですよね?」といった的外れな解釈をしているケースがよくあるのです。
そのような誤解に対して、「例えば、隣の席の同僚が困っていたら声をかけるといった、日常的なちょっとした行動のことですよ」と具体的な例を挙げて質問の意図を丁寧に説明すると、「それなら日常的にやっています」という答えが返ってくることがほとんどです。
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