選ばれる会社になるための”個性発揮”の促し方　個性発揮に取り組む企業事例

公開日2025/06/28 更新日2025/06/30 ブックマーク数

選ばれる会社になるための個性発揮の促し方　個性発揮に取り組む企業事例

実例として、当社が組織開発・人材開発を支援する「株式会社メッセホールディングス」の事例を紹介します。
同社は、従業員の個性発揮を促すべく、主に次の3点に取り組んでいます。

目次本記事の内容

(1)Willは「パーソナルストーリー」で把握する
(2)Canは「ストラックアウト」で段階化する
(3)Mustは「主語」を重視する

(1)Willは「パーソナルストーリー」で把握する

1人ひとりの従業員のWill（やりたいこと）を把握するために、従業員に「パーソナルストーリー」を表明してもらいます。

パーソナルストーリーを、Situation（状況）、Trouble（困難）、Action（行動）、Goal（結果）、Epilogue（未来）という「STAGEの観点」に沿って作成し、過去を振り返り、未来への意志を言語化してもらいます。

(2)Canは「ストラックアウト」で段階化する

各従業員の成長を可視化するために、等級ごとに必要な能力を段階的に明示する「ストラックアウト」を活用しています。
各マスに入っている能力や考え方は研修などで学び、それを現場で実践できているかどうかを、上司と1on1で確認しています。

(3)Mustは「主語」を重視する

「考え方の成熟度は主語に現われる」という考えから、等級制度の定義に「主語」を入れています。
現場メンバーの主語は「私が」「チームが」、管理職であれば「部署が」「部門が」、経営層であれば「会社が」「産業が」「日本が」というように、等級が上がるにつれ、自分事として捉える主語が広くなるような等級制度を設けています。

Z世代が求める「個性の発揮」は、企業がこれからのビジネス環境を生き抜いていくために不可欠なキーワードです。１人ひとりの従業員の個性を引き出し、多様な視点を取り入れることで、組織にイノベーションを生み出していきましょう。

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記事提供元

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