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「人が足りないんです」
この言葉を、この10年で何十回と耳にしてきました。
これは中小企業に限らず、大企業や上場企業であっても、現場の人事担当者や経営層から同じような声が聞こえてきます。
採用しても応募が来ない。やっと採用できても、すぐに辞めてしまう――。
そんな状況が繰り返される中で、「もううちには人が来ない」「最近の若手は育たない」といった嘆きが生まれているのは、決して珍しいことではありません。
そしてふと、思うことがあります。
本当に、「人が足りていない」のでしょうか。
たしかに、日本全体として労働人口は減少しています。少子高齢化が進み、若年層の人材が希少化していることは事実です。
ですが、現場で語られる「人が足りない」という感覚は、それだけで片づけられるものではありません。
「人がいない」という言葉の裏には、まったく異なる二つの現象が混ざっています。
まず一つ目は「採れていない」状態です。
求人を出しても応募が来ない、条件を変更しても反応が薄い。
これは明らかに入り口設計の問題です。
その際によくある原因は下記の3つです。
・募集要件が曖昧で、誰に何を求めているのかが伝わっていない。
・求人票や採用サイトが言いたいこと中心で、求職者の視点がない。
・そもそも自社の採用市場でのポジショニングを理解できていない。
こうしたことは一見すれば基本的な話に思えるかもしれません。
しかし実際には、数年前に作った採用ページがそのままになっていたり、「今の若手」が何を大切にするのかが社内で共有されていなかったりと、時代とのズレが静かに進行している企業が多く見られます。
もう一つは「辞めている」状態です。
採用には成功したものの、思ったより早く離職してしまう。これは定着できていないということ、つまり内部構造の問題です。
(特に優秀な若手~中堅が)辞める原因をひも解くと、下記のようなシンプルな原因に行き当たることが多いです。
・入社後に理想と現実のギャップがあり、早期に幻滅されてしまう。
・中間層が多忙を極めており、育成に十分な時間と仕組みを持てていない。
・評価や役割が曖昧で、努力が正しく報われる実感を持ちにくい。
これは単なる「個人の問題」ではありません。
むしろ、「受け入れ側の構造に手が入っていない」ことこそが根本原因です。
つまり、「辞められた」のではなく、「受け止めきれなかった」構造的背景があるということです。
記事提供元

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