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【税理士執筆】自社に合う税理士の選び方と“上手な付き合い方”とは?成長フェーズ別に考える最適なパートナー選定術

公開日2025/08/04 更新日2025/08/01 ブックマーク数
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【税理士執筆】自社に合う税理士の選び方と“上手な付き合い方”とは?成長フェーズ別に考える最適なパートナー選定術

企業経営において、税理士の存在は単なる「税務処理の代行者」にとどまりません。
特に経営環境が目まぐるしく変化する現代では、「自社のステージに合った税理士」と出会い、上手に付き合っていくことが企業の成長に大きな影響を与えます。
本記事では、企業フェーズ別にどのような税理士を選び、どう活用すべきかを、詳しく解説します。

宮川大介様

執筆者

sankyodo税理士法人 CTO 税理士
宮川 大介

2009年より都内税理士法人にて中小零細企業から上場会社の税務を担当。
連結納税システム導入コンサルティングでは述べ100社以上の導入に関わり、講師等を担当。
システムエンジニアの経験から、生産性向上を目的とした会計・税務システムの導入・業務改善コンサルティングを行う。
2019年sankyodo税理士法人にマネージャーとして入社
2021年sankyodo税理士法人のパートナーに就任

なぜ今、「自社に合う税理士選び」が重要なのか

現代の経営環境は、法令改正や経済情勢の変化、ITツールの普及などにより、日々大きく変動しています。
特に税務・会計の分野では、クラウドソフトの普及、インボイス制度の導入、電子帳簿保存法の改正など、従来の「申告だけ」の対応では不十分な場面が増えています。
このような状況下では、単に帳簿を作成し税金を計算してくれるだけの税理士ではなく、経営課題に寄り添い、企業の成長フェーズに合わせた柔軟な支援ができる税理士の存在がより重要になっています。

また、事業フェーズが進むほど、節税、資金繰り、事業承継、資本政策など求められるアドバイスも高度化し、「誰に頼むか」が経営の成果を左右するケースも増えています。
自社のビジョンや成長目標を実現するために、今こそ“相性の良い税理士”を見極めることが不可欠です。

企業成長に応じた税務・会計ニーズの変化

企業は成長に伴い、求める税理士像が変わります。
創業当初は「帳簿の付け方すらわからない」という悩みから始まり、軌道に乗り始めると「税金を少しでも抑えたい」「融資を通したい」とニーズが高度化していきます。
さらに、事業が拡大するにつれ「グループ経営」「資本政策」「事業承継」など税務だけでなく財務・法務にまたがる課題が増えていきます。

こうした背景から、「誰でもいい」ではなく「自社の今と未来」に合った税理士を選ぶことが重要です。
税理士選びは企業成長戦略の一環と言えるでしょう。

専門知識だけでなく「相性」も重要になる理由

税理士選びにおいて「資格さえ持っていればOK」と考えるのは危険です。
税理士の専門知識や経験はもちろんですが、実際の現場では「相性」が大きな差を生みます。
企業経営者は日々意思決定を行いますが、スピーディに動けるか、腹を割って話せるか、経営の悩みを気軽に相談できるかといった相性面は、実務上とても重要です。

さらに最近は、ITツールやSaaSの導入支援、経営改善コンサルティングまで行う税理士も増えており、単なる税務申告代行だけでなく「一緒に会社を成長させてくれる存在」であることが求められています。

業務 内容
資格による独占業務 税務の代理 申告代理、税務調査、年末調整等
税務書類の作成 申告書・届出書・法定調書等の作成
税務相談 シミュレーション、税務に関する相談
上記以外の業務 経理 記帳代行、給与計算、支払代行等
財務 事業計画策定支援、融資相談、資金繰り相談
コンサルティング 経営改善、システム導入支援、事業承継・再編

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