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電車で駅員に罵倒する乗客の姿、店舗で店員に土下座を強要しSNSで拡散する顧客の投稿。
このような光景を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
これらの行為は「カスタマーハラスメント(カスハラ)」と呼ばれており、近年、この「カスハラ」に世間の注目が集まっています。
2024年6月の帝国データバンクの調査によると、1万社の企業のうち、直近一年内に「カスタマーハラスメント」を受けたことのある企業は約16%にのぼるとされ、対個人取引の小売業では3社に1社が「経験あり」と答えています。
また、2024年7月にはカスハラが原因で自殺をした住宅メーカーの営業職の男性について、男性の死亡はカスハラによる労働災害と認定されるなど、カスハラの労働者に対する心身への影響が全国的に問題視されており、企業側としてもその対策が急務となっています。
実際に企業としてもカスハラ対策に取り組む動きが大きくなっています。
下記の通り、任天堂や高島屋などの複数の企業が従業員の安全確保に向けて具体的な対策に取り組み始めています。

では、カスタマーハラスメントは具体的にどういう行為をさすのか、いつから問題視されたのか、詳細を見ていきましょう。
「カスタマーハラスメント」とは顧客が店舗や企業の従業員に対して不適切な要求や嫌がらせ、暴力的な言動を行う行為を指します。
このような行為は、従業員の業務パフォーマンスの低下だけでなく、……
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