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マネージャー(上司)が直接管理できる人数を定義する考え方を「スパン・オブ・コントロール」と言います。
米AmazonのCEOジェフ・ベゾスも「2枚のピザ理論」を提唱し、1つのチームの適正人数は2枚のピザが分けられるまで(最大8名)と定義しており、それを超えるとマネジメントが行き渡らず想定した成果が挙げられなかったり、組織運営においても悪影響が生じたりする可能性があると指摘しています。またその他の研究においても、「5~7名のチーム編成が最適」とする研究結果が多く発表されています。
しかし、昨今の働き方の変化や、組織の在り方の変化に伴い、必ずしも5~7名のチーム編成が正しいとは言い切れないようにも感じます。そこで今回は、コーナーに登録している人事プロフェッショナルの方に、組織作りにおけるチーム適正人数の考え方を実例も踏まえてお話しいただきました。
──適正人数を具体的に定義するために、まず何から考えはじめるのが良いでしょうか。
なんとなく5~7名をチームの適正人数として捉えるのではなく、「その組織にどのようなミッションを期待するのか」という前提から見直すことが組織設計においては重要です。
まずは、その組織・チームの「ミッション」を明確にすることから始めるのが良いと思います。その際、組織形態が以下のどちらかに当てはまるかを見極めます。
何を、どのように、いつまでに行うのか等をゼロから決めていく必要がある組織です。チームの人数規模としては少ない方が理想的であり、組織階層もできるだけ減らし、フラットな形が求められます。
人数や階層が増えると、社内で意思疎通を綿密に行うことが難しくなり、フットワークも重くなります。事業サイドや事業部担当人事、期間限定プロジェクトの元に組成された組織・チームがこれに該当します。
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