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「自律型人材」とは何か。いま求められる理由と企業が目指すべき育成の本質

公開日2025/11/07 更新日2025/11/06 ブックマーク数
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「自律型人材」とは何か。いま求められる理由と企業が目指すべき育成の本質

自らの意思で考え能動的に業務を遂行できる人材を意味する「自律型人材」。目まぐるしいスピードで市場環境が変化する中で、指示を待つことなく適切に対応できる人材の育成はどの企業においても重要です。

今回は、「自律型人材」の定義から育成上の課題や方法について、企業の組織開発や人材育成などの伴走型支援を行っている株式会社shabeloに在籍するパラレルワーカーの方に詳しいお話を伺いました。

<プロフィール>
小野 将大(おの まさひろ)/ 株式会社shabelo/ワークショップデザイン事務所カタクリ 代表
複数企業にて人材育成体系の構築や経営人材育成など人材・組織開発業務に従事。現在はshabelo/カタクリの代表として、人事経験を活かして企業の組織開発や人材育成、制度構築の伴走型支援を行う他、いつでもどこからでも対話ができるオンラインプラットフォーム「shabelo」の運営、組織変容を求める企業や町づくりに取り組む市区町村等への対話の場の提供、子供や若者の探求の場づくりの提供も行う。

目次本記事の内容

  1. 「自律型人材」とは
  2. 「自律型人材」が求められる背景
  3. 企業によって異なる「自律型人材」の定義
  4. 「自律型人材」を望む企業が直面する壁
  5.  「自律型人材」として行動できる従業員を増やすためのポイント
  6. 編集後記

「自律型人材」とは

──「自律型人材」の定義と特徴について、『自律』と『自立』の違いも踏まえて教えてください。

「自律型人材」の定義に決まったものはありませんが、一般的には『指示を待つことなく自ら考えて行動できる人』を指す言葉です。本記事内では『仕事の目的・意義と自身の目的意識を結びつけることで自らを動機づけ、自らの規範沿って自己抑制を惜しまずに成果を上げていく人材』と、より具体的に定義した上で以後の話を進めていければと思います。

『自律』は、自らを律すると書く通り、他者からの強制によらず自らを規制し、自らの規範に従って行動することです。似た言葉に『自立』がありますが、こちらは能力や経済力などにおいて他者からの支援に依存する必要がない状態を表すもので、行動特性を表す言葉である『自律』とは意味が異なります。

また、自律性の発揮には当人の意志の有無が大きく影響します。『◯◯をしたい』という意志は、その仕事に何らかの意味が感じられることで生まれますが、仕事において意味性を得るためにはその仕事の目的や意義への共感が必要です。以上から、企業における「自律型人材」には以下の3つの要素が満たされている必要があると考えます。

(1)仕事の目的・意義を理解している
(2)仕事の目的・意義と個人的な目的・目標を結びつけ、意味を見出している
(3)意味を動機として自らに課した規範に沿い、自己抑制を厭わずに行動している

なお、自律性とはあくまで発揮された行動を説明するものであり、その人の能力を表すものではないことには注意が必要です。

自律性をその人の能力や人間性の一部と捉えて……


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