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「whereas条項」とは?英文契約書の前文を適切に作成するためのガイド|法律事務所が解説

公開日2025/11/07 更新日2025/11/06 ブックマーク数
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「whereas条項」とは?英文契約書の前文を適切に作成するためのガイド|法律事務所が解説

英文契約書の冒頭に、多くの場合で記載されているのが「Whereas」という言葉です。このWhereasという言葉で始まる複数の文を繋げて記載された「Whereas条項」は、形式的な定型文のように見えるかもしれませんが、実は単なる飾りではなく、契約の背景や目的を示す重要な役割を担っています。とりわけ国際取引においては、当事者の立場や契約締結の経緯を整理し、後の契約解釈に影響を与えることも少なくありません。

この記事では、英文契約書を翻訳したり、英語で契約書を作成する際にまず押さえておくべき、「Whereas条項」について、その概要、書き始める前の準備、具体的な作成手順、効率的に作成するためのコツ、作成の際のチェックリスト、その他のポイントを、弁護士が詳しく解説します。

目次本記事の内容

  1. 1 Whereas条項の概要
  2. 2 Whereas条項を書き始める前に確認すべきこと
  3. 3 Whereas条項の作成手順
  4. 4 Whereas条項を効率的に作成するコツ
  5. 5 Whereas条項を成功させるためのチェックリスト
  6. 6 Whereas条項のまとめ

Whereas条項の概要

Whereas条項とは何か?[サンプル例文付き]

Whereas条項とは、英文契約書において冒頭部分に記載される「前文」に相当する条項であり、契約締結の背景や目的を簡潔に示すためのものです。契約本文に入る前に当事者の基本的な立場や意図を整理し、契約の趣旨を明らかにする役割を果たします。

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◆WRITER

弁護士 小野 智博(おの ともひろ)
弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所 代表弁護士

慶應義塾大学環境情報学部卒業。企業のDXサービスについての深い理解に基づき、企業法務を提供している。国際業務を得意とし、日本語・英語の契約書をレビューする「契約審査サービス」や、「外国人雇用マネジメントサービス」「ビザ申請サービス」などを展開している。また、ECビジネス法務を強みとし、EC事業立上げ・利用規約・プライバシーポリシー・規制対応・販売促進・越境ECなどを一貫して支援する「EC・通販法務サービス」を運営している。著書「60分でわかる!ECビジネスのための法律 超入門


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