【人事・経理の基本】給与計算のやり方、何から始める? 必須準備から5ステップ、よくあるミスまで徹底解説

公開日2026/02/05 更新日2026/02/04 ブックマーク数
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【人事・経理の基本】給与計算のやり方、何から始める? 必須準備から5ステップ、よくあるミスまで徹底解説

初めて給与計算を担当する際、何から手をつければいいか分からず不安に感じるかもしれません。給与計算は、従業員の生活を支え、会社の信頼に関わる重要な業務であり、多くの法律が関わる複雑な業務でもあります。

しかし、ご安心ください。給与計算には明確な「手順」と「ルール」があります。

この記事を読めば、給与計算の具体的な「やり方」、そのルールの背景にある「なぜ?」、そして実務で陥りがちな「ミスの防ぎ方」まで、一気通貫で理解できます。
給与計算のゴールは、従業員の「手取り額」を正確に算出することです。その基本構造は、非常にシンプルな式で表されます。

[総支給額 − 控除額 = 差引支給額(手取り額)]

  • 総支給額:基本給、残業代、手当など、会社が従業員に支払うすべてのお金
  • 控除額:社会保険料、税金など、総支給額から差し引くお金
  • 差引支給額:従業員の口座に実際に振り込まれるお金(手取り額)

この記事では、この「総支給額」と「控除額」を正しく計算し、振込に至るまでのプロセスを解説します。

目次本記事の内容

  1. いきなり計算はNG!給与計算を始める前の必須準備 3ステップ
  2. まずは全体像をチェック!給与計算の年間&月間スケジュール
  3. 給与計算の基本をマスター!具体的な5ステップ
  4. 【担当者必見】給与計算でよくあるミス5選と予防策
  5. これってどうするの?給与計算に関するよくある質問(Q&A)
  6. もっと深く知りたい方へ(おすすめ書籍・リソース紹介)
  7. まとめ:正確な給与計算が、担当者と会社の「信頼」を作る

いきなり計算はNG!給与計算を始める前の必須準備 3ステップ

計算実務に入る前に、以下の情報を確認する必要があります。

Step1:会社のルールブック「就業規則・給与規程」の確認

給与計算の基礎となる、会社独自のルールを確認します。

労働基準法では、常時10人以上の労働者を使用する場合、就業規則の作成が義務付けられています。

就業規則には、以下の必要記載事項をはじめ、就業に関する様々な取り決めが記載されています。

  • 始業及び終業の時刻、休憩時間、休日、休暇並びに交替制の場合には就業時転換に関する事項
  • 賃金の決定、計算及び支払の方法、賃金の 締切り及び支払の時期並びに昇給に関する事項
  • 退職に関する事項(解雇の事由を含む。)

(出典:厚生労働省「1 就業規則に記載する事項 2 就業規則の効力」)

まずは自社のルールを正確に把握することが大切です。

Step2:法律で定められた重要書類「法定四帳簿」の整備

労働基準法は、企業に以下の4つの帳簿を整備し、保存することを義務付けています。これらが整備されているか確認しましょう。

  1. 賃金台帳:給与計算の結果(労働日数、労働時間、控除額など)を記録する帳簿
  2. 労働者名簿:従業員の氏名や生年月日などを記載した名簿
  3. 出勤簿:タイムカードや勤怠システムのデータなど、労働時間数の根拠資料
  4. 年次有給休暇管理簿:従業員ごとの年休の取得日や日数などを管理する帳簿

これらの帳簿は、労働基準監督署の調査などで提示を求められる、非常に重要な書類です。

Step3:自社で利用しているツールの確認

給与計算をどのような手段で行うかを確認します。…


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