公開日 /-create_datetime-/
人事総務担当者の役割は、働いている社員が円滑に業務を遂行できるようにサポートすることだが、生産性に直結しない業務のため、会社からするとコストセンターとしてみられてしまうことも多いようだ。
そのため、ITツールによる業務効率化や生産性の向上が求められているが、そのITツールに対して、人事総務担当者は、どのように受け止めているのかを、AI塔載型チャットツール「チャットプラス」の開発・提供を行っている「チャットプラス株式会社が、「業務の悩みや業務の効率化」に関する調査を行った。
さて、その結果である。現在利用しているITツールへの満足度は40%、つまり何らかの不満を抱えている担当者が60%である。しかし、将来的に利用するAIや自動化ツールに対しては、80%が期待していることもわかった。
また、業務効率化の課題については、勤務評価及び業務の能率化・効率化、ペーパーワークの減少・効率化、定型業務の効率化、勤怠管理、個人情報保護の徹底、社員の教育研修、優秀な人材確保などが、多くの人事総務担当者から挙げられている。
さらに、日々の業務で大変なこととして、「都度対応(37.3%)」、「管理業務(21.7%)」、「同じ説明を何度も繰り返すこと(21.5%)」、「書類の整理(17.5%)」など、IT化に逆行するようなアナログ的な対応に煩わされていることを、多くの人事総務担当者が挙げている。
このアナログ的対応を軽減するとされているのがITツールの活用だが、導入しているのは49.72%とほぼ半数である。担当者はもちろん、経営陣もITツールの必要性を感じているようだが、イニシャルコストやランニングコストの懸念から、導入をためらっているというのが実態のようだ。
そして、導入ツールの満足度は、「低い(48.5%)」、「かなり低い(12.6%)」で6割強、「高い(34.9%)」、「かなり高い(4.06%)」が4割弱という結果である。
業務効率のために導入したツールも、複雑な操作方法や汎用性が低いなど、使い勝手が悪ければ、満足度が下がることはもちろん、本来の目的である業務の効率化も覚束なくなることも考えられる。
人事総務担当者は、業務の効率化につながるツールの見極め、それを導入するコスト、導入することで得られるメリットを、しっかりと経営陣にプレゼンしてみてはいかがだろうか。
テレワークでも確実にコスト削減する「引っ越しのコツ」
5社比較表付き!電子帳簿保存システム選び方ガイド
電子署名の適法性 ~日本の裁判手続きにおける電子署名の有効性~
産業医が語る!リモートワークによる従業員の健康被害リスクと、その対応方法
債権管理・入金消込効率化『V-ONEクラウド』導入事例 ~午前中いっぱい掛かっていた消込作業がわずか数分で完了! アデコ株式会社~
「監査委員会に関する調査2023」から見た日本的監査の傾向
【面接の逆質問一覧】注意点やNG例も解説
社員が社長を評価したら不満続出⁉中小企業の社長はどのように自己改革をするべきか
2030年問題の内容と企業への影響、取るべき対策を詳しく解説
機能性表示食品届出企業の動向調査から見えてきた、情報管理システム整備の問題点
オフィスステーション導入事例集
契約ライフサイクルマネジメント(CLM)ソリューションの導入に向けて
【新卒エンジニア育成】入社1年で8割が一人前!サイバーエージェントの新入社員育成
アフターコロナの採用戦略とコスト最適化
知らないともったいない!ビジネスカードのマル得活用ガイド
ムーンショット計画とは?概要とビジネスに与える影響について
KDDI×旭化成の経理リーダー対談!80社が集う「経理のための新しい交流型イベント」開催
GW「憲法記念日」特集!憲法と法律の違いを説明できますか? 憲法の基本を“こっそり”おさらい
IT導入補助金2024申請ガイド ~申請するメリットと申請の流れを紹介~
定時株主総会の事前準備総まとめ、各部門担当者の役割と業務上のポイントを解説
公開日 /-create_datetime-/