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「自分の幸せの水準を見つけるための、本気の仕事」CFOインタビュー 株式会社ユーグレナ - 永田暁彦氏

公開日2020/03/05 更新日2021/07/14

ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の研究開発を行い、エネルギー・環境事業やヘルスケア事業等を展開し、社会に新しい価値を生み出し社会課題の解決を目指している株式会社ユーグレナ。今回は、取締役副社長 COO 永田暁彦氏にお話を伺いました。

― 永田さんは慶応の商学部ご出身ですが、財務会計への興味はこの頃からあったのですか?

最初からあったわけではなかったですね。大学は慶応1本で受けましたし、数学しか出来なかったので商学部にしたんです。両親の負担も少なくしたかったので、奨学金制度も利用しました。でも入学式でサークルの勧誘を見て、イメージしていた大学生活となんかちょっと違うなと感じたんですよね。

結果、休学して1年生を3回やりました。両親からさすがに卒業してくれと言われて復学し、そのときに、この経歴ではどこにも就職出来ないかもしれないと思い、手に職をつけたくて、ダブルスクールで会計士の学校に通いました。そこで初めて会計に触れましたね。

― そのとき会計士試験の勉強をしてみて「これだ」という感覚はあったのでしょうか。

そこまでは思ってなかったです。九州の田舎から出て来たので、当時は本当に何も知りませんでした。大学を卒業して入ったプライベートファンドの株式会社インスパイアの社長だった成毛さんは日本マイクロソフトの代表だった方なのですが、私はマイクロソフトを知らなかったんですよ。

知らないことが多いというのは、今もそうです。私はいま、COOとしてファイナンスからフロント、売り上げもチームも全事業を見ていますが、詳しいのではなく、全部知らない前提でいるので、都度自分の合理性と感覚で判断し続けてます。

― 珍しいタイプですね。自分のやりたくないことが明確ではあるけど、やることはある種何でも良いんですね。自分の評価や人からの見られ方とかは考えたことないですか?

目的のために成果を出したいとは思いますが、それは私がメインでなくても構わないです。野球で言えば、自分の投げる球は速くなくていいし、自分が打てなくてもいいですけど、チームは勝つ。そういう経営者でありたいです。

今、私は1年契約の取締役なので次の株主総会でクビになるかもしれない。もしそうなったら次やることは経営陣じゃなくても良いと思ってます。

自分のやりたいことにこだわり過ぎる必要はないんじゃないかなと思います。実は、慶応に入らなかったらボクサーになろうと思っていたくらい、それくらいこだわりがないです。


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