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“コネを使って転職”というと、あなたはどのようなイメージを抱くだろうか?
「ラクに入社できる」「一般採用より入社しやすいのでズルイ」「入社後はプレッシャーを感じて大変そう」…、どちらかというとあまりよいイメージではないかもしれない。
しかし、実はコネ転職は意外と多く、企業のなかには「リファラル(推薦・紹介)採用」という言葉で実施しているところもある。“コネ転職組”は珍しい存在ではないのだ。
ビジネス系Webメディア「Biz Hits(https://media.bizhits.co.jp/)」は、コネを使って転職したことがある男女249人を対象に、コネ転職に関する意識調査を実施した。本記事ではこの調査結果を一部ご紹介する。
<調査概要>
調査内容:コネ転職に関する意識調査
調査期間:2021年6月22日~7月7日
調査対象:コネを使って転職したことがある男女
有効回答数:249人(女性147人/男性102人)
調査方法:インターネットによるアンケート
<主な結果概要>
■転職時のコネで最も多いのは「親」
■コネ転職のメリット1位は「採用までがスムーズ」、デメリット1位は「辞めにくい」
■「転職時にコネを使ってよかった」と答えた人は約8割
最初の質問は「転職で利用したのは誰のコネですか?」。
回答結果のトップ3は、1位「親」、2位「友人」、3位「親戚」。プライベートでの繋がりを利用した人が多かった。ただし、4位には「上司」、5位には「取引先」と、前職関係者のコネ利用がランクイン。前職の人脈で新たな活躍の場を広げた人が意外といることが判明した。

次の質問では「コネ転職のメリット」について尋ねた。
1位は「採用までがスムーズ」で、2位の倍以上の票を集めた。そして2位は「採用されやすい」。また、8位以下には「ハードルが高めの転職が叶う」「融通がきく」などが入った。
ちなみに、この質問では自由回答形式によるコメントも集めている。1位の「採用までがスムーズ」では、「面接・履歴書なしで転職できた」「即採用された」といった声が寄せられた。2位の「採用されやすい」では、「入社が決まっており、試験・面接が形式的」「精神的に不安にならない」などのコメントがあがった。3位の「待遇がいい」では、「役職付きでの入社」「一般採用者より給料がいい」といった回答が集まった。

では、反対にデメリットはどうだろうか? 次の質問で尋ねた。
結果は、1位が「辞めにくい」で断トツの多さに。2位は「周囲の視線がツライ」、3位は「期待が大きい」だった。また、8位以下には「仕事・職場への不満をいいにくい」「周囲から気を使われる」などが入り、「デメリットはない」と答えた人は11人だった。
こちらも自由回答形式で多くのコメントが寄せられた。1位の「辞めにくい」では、「辞めたら紹介者に迷惑がかかるかも」「スムーズに採用してもらったのに申し訳ない」と感じて退職を言い出しにくかった人が多くいた。2位の「周囲の視線がツライ」では、「コネ入社という色眼鏡で見られる」といった回答が目立った。3位の「期待が大きい」では、「この人の紹介・推薦だから、もっとできるはずと思われた」「経験が過大評価された」などの声が多かった。

最後の質問は「転職時にコネを使ってよかったと思いますか?」。
結果は「よかった」「まあよかった」で合わせて8割近くになり、大半の人はコネ転職を前向きにとらえていた。やはり、「採用されやすい」「待遇がいい」などのメリットは大きいのだろう。

以上が、コネ転職に関する意識調査の主な結果だ。
コネを使って転職する場合は「本当に入りたい会社か」「自分に合っているか」「退職時に紹介者との関係は気まずくならないか」などをきちんと考え、一般採用以上に慎重に進めるべきである。「コネ転職=ラク」と安易に行動すると、後悔することがあるかもしれない。
なお、本アンケートの詳細は、「Biz Hits」(https://media.bizhits.co.jp/archives/13943)で紹介されているので、興味がある人はチェックしてみよう。
※本記事でご紹介した調査結果は「Biz Hits」調べです

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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