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7月に発生したKDDIの大規模な通信障害によって、音声通話やデータ通信に支障をきたし、119番や110番など緊急通報も利用が難しい状態となりました。
そこで注目を集めているのが“ローミング”ですが、改めてローミングとはどういうことかを押さえておきましょう。
KDDIの通信障害が発生したのは、熱中症リスクや台風接近などで緊急通報の重要性が高まるタイミングだっただけに、個人利用者の日常生活はもちろん、企業活動にも大きな影響を与えることになりました。
NTTドコモやソフトバンクでも度々通信障害が発生していますが、今回のKDDIの通信障害は61時間以上も続き、延べ3,091万人以上に影響を与えるなど、これまでにないほど大規模なものとなりました。
一時的な通信障害であれば、復旧するまで多少我慢できるかもしれません。しかし数日間も119番や110番など緊急通報が難しい状態が続くようであれば、社会生活そのものが危機的な状態に陥ることになりかねません。
そこで検討されているのが、1社に通信障害が発生しても他の通信会社に回線を乗り入れることで、音声通話もデータ通信も行えるようにする“ローミング”です。総務相はローミング実現に向けた検討会を立ち上げることを表明しました。
ローミングは、通信会社同士が提携することで、たとえ契約している通信会社にアクシデントが発生しても、使用しているアカウントで提携先のネットワークサービスを利用することができる仕組みです。たとえば、複数のアクセスポイントがある無線LANを利用するケースでは、移動先でも別のアクセスポイントからネットワークに接続することができます。それもローミング機能の一つです。
また、これまでは海外との通話は国際電話を利用しなければなりませんでしたが、現在は現地のプロバイダーを経由して日本のプロバイダーにアクセスできるローミングを活用した各種サービスなどもあります。
デジタル社会となったいま、小規模なものから今回のように大規模なものまで、頻繁に通信障害が発生しています。
KDDIによると、今回の通信障害は「VoLTE交換機でトラヒックの輻輳が起きたためデータの渋滞が起きた」ということです。つまり機器の交換作業を古い作業手順で実施したことで、通信障害が発生したという理由です。
VoLTE交換機は、携帯電話の通話音声をデータに変換する交換機で、音声通話も携帯電話の高速データ通信も、この交換機によって同じネットワーク内で処理されています。このたった1箇所の交換機の不具合によって、回線が混みあう事態に陥ってしまったことになります。
たとえば大きな災害が発生したとき、一時的に通話やインターネットがつながりにくくなることがあります。それも、利用が集中することにより回線が混みあうことで起こることです。
デジタル技術の進化によって、さまざまな通信機器をネットワーク網につなぐことができるようになりました。政府も積極的にデジタル化推進に取り組んでいますが、一つのトラブルによって、社会全体に大きな被害が及ぶ可能性があることも、今回の通信障害は示しています。
携帯電話回線やインターネット回線に通信障害が発生した場合、通信手段として頼りになるのが公衆電話ですが、設置台数はどんどん削減され、探すことさえ困難になりつつあります。災害などの緊急事態などにはそういった通信手段を活用することも、ローミングの実現とともに検討しておいた方がいいのかもしれません。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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