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厚生労働省は1月19日、年収106万円の壁を撤廃するために新設された「キャリアアップ助成金(社会保険適用時処遇改善コース)」の最新の利用状況を発表し、2023年から2025年にかけて1万3403人が利用する見込みであることが明らかになった。
「キャリアアップ助成金」とは、有期雇用労働者・短時間労働者・派遣労働者といった、いわゆる非正規雇用者の企業内におけるキャリアアップの促進を図るため、正社員化・処遇改善の取り組みを実施した事業主を助成するもの。2024年10月に、年収の壁撤廃に向けたキャリアアップ助成金「社会保険適用時処遇改善コース」が新設された。
同コースを利用する事業者は、新たに社会保険の加入義務が生じた場合に、労働者1人当たり最大50万円が支給される。これにより、事業者は「年収の壁」を気にすることなく、従業員に手当を支給したり、労働時間を延長できる。
今回、同省が実施したアンケートにおいても、活用予定の企業からは、労働力の確保や人手不足の解消などのメリットに言及する声が多く聞かれた。
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