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「エンゲージメントサーベイ」の活用による人事KPIの設計:浜西 健太

公開日2024/07/16 更新日2024/07/12 ブックマーク数
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「エンゲージメントサーベイ」の活用による人事KPIの設計

目次本記事の内容

  1. メガトレンドによる転換期
  2. 人事領域におけるエンゲージメントとは
  3. 人事KPIの観点から見るエンゲージメント
  4. PR:おすすめ経営分析のサービス一覧

メガトレンドによる転換期

ここ数年の間に、SDGsに向けた取り組み、働き方改革、ウェルビーイング経営※1、パーパス経営※2など、その年を代表するメガトレンドが目まぐるしいスピードで経営環境に押し寄せ、自社戦略との相関関係を考えるきっかけを生み出している。

これらのメガトレンドの影響により、「組織(会社)と組織に属する個人(社員)の関係性」はさらなる変化をたどっており、目下、大きな転換期に入っている。

また、新型コロナウイルスが「5類感染症」へ移行され、本格的にアフターコロナに移行する2023年春以降においては、組織軸と個人軸がよりアライメント(並列的)な関係に近付く中でシナジー(相乗効果)を発揮し、独自性や創造性を何倍にも高めて成果を上げていく「センス・オブ・オーナーシップ※3」が機能した組織にますます注目が集まるだろう。

人事領域におけるエンゲージメントとは

会社と社員の関係がアライメントになると、社員の会社に対する「愛着」や「熱量」、「信頼」といった要素が、会社とどのように作用し合うのか(貢献しているのか)に注目が集まる。

会社と社員の関係性が「縦」ではなく、「横」のつながりで捉えられるようになり、結果として、社員の持つ愛着や熱量、信頼を総称した「エンゲージメント」に関心が集まる。

人事領域におけるエンゲージメントとは、「組織と個人のつながりの中で育まれる自発的な関係性」を指し、一般的には、社員の会社に対する愛着心や思い入れと解釈される。近年は、このエンゲージメントを定点的に観測し、持続的成長を実現するための経営指標として用いる企業が増えている。

エンゲージメントを短期的、かつ、継続的に計測するアセスメント手法を「エンゲージメントサーベイ」(自発的に貢献する意識調査)と呼ぶ。2022年は、社員満足度調査にエンゲージメントサーベイを導入する動きが顕著であった。

タナベコンサルティンググループ(以降、TCG)は、企業成長において、単にエンゲージメントの向上に着目するだけではなく、「エンゲージメントの向上と会社の持続的成長が相関関係にある指標をつかむことが本質である」と考え、独自のTCGエンゲージメントロジックを構築している。TCGエンゲージメントは、「エンゲージメント(カルチャー+仕事エンゲージメント+組織エンゲージメント)×パフォーマンス」で表すことができる。

TCGエンゲージメントは、エンゲージメントを測る3つの指標に加えて、業績(成果や結果)との相関関係をつかむ3つのパフォーマンス指標を設けている。


記事提供元



タナベコンサルティンググループは「日本には企業を救う仕事が必要だ」という志を掲げた1957年の創業以来67年間で大企業から中堅企業まで約200業種、17,000社以上に経営コンサルティングを実施してまいりました。
企業を救い、元気にする。私たちが皆さまに提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。


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