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試用期間中に本採用を見送りたい!退職勧奨を中心とした紛争予防の実務ポイント

公開日2024/10/29 更新日2024/10/28 ブックマーク数
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試用期間中に本採用を見送りたい!退職勧奨を中心とした紛争予防の実務ポイント

目次本記事の内容

  1. 試用期間で本採用を見送りたいケース
  2. 試用期間中に本採用を見送りたいと思ったら
  3. 試用期間中の退職勧奨の進め方
  4. まとめ
  5. PR:おすすめ社会保険・労働保険管理ののサービス一覧

特定社会保険労務士の尾鼻則史です。

新卒社員・中途社員の試用期間中に本採用を見送りたいと思った場合、紛争の生じない円満な形で退職へと着地することが、会社にとってリスクマネジメント上、とても重要になります。 他方、労働者側からも、長く続くキャリアという観点から見れば、試用期間中でミスマッチを見極めることは、必ずしもマイナスとは言い切れません。

本記事では、

・試用期間中に本採用を見送りたいケースが出てきた場合の対処方法

について、退職勧奨を中心に解説していきます。

試用期間で本採用を見送りたいケース

試用期間中に企業が本採用を見送りたいケースとはどのようなものでしょうか。以下、みていきましょう。

・能力不足
試用期間中に企業が本採用を見送りたいケースで最も多い事案は「能力不足」でしょう。
もっとも、本採用を見送る原因となりうる「能力不足」は、一般にいう能力不足に比べて厳密に定義されなければなりません。
すなわち、能力不足につき本採用の可否を検討する場合、企業側の論理ではなく、労働紛争となった場合に裁判所がどう判断するか、という点から検討が求められます。

1.当該労働者が「新卒採用者や未経験者」か「中途採用者や経験・スキル豊富な者」か
2.試用期間の職務成績等が不良だとしても、職務遂行の内容に問題があるか否か
3.職務遂行に必要な指導が十分に行われているかどうか

本採用を見送る議論に入るには、少なくともこの3点の検討が必要です。


記事提供元



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