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企業の財務構造が変わる!?人手不足・賃上げ・内部留保の相関性がカギに

公開日2024/11/30 更新日2024/11/29 ブックマーク数
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企業の財務構造が変わる!?人手不足・賃上げ・内部留保の相関性がカギに

人手不足対策の賃上げに加えて、社会保険制度の見直しなどにより、これから企業は負担増に直接向き合わなければならない。ただしそれは、企業の資産・財務状況を大きく変える可能性がある。

人材確保には賃上げが必須

本来企業の利益は株主、経営者、従業員に配分されるほか、経営の維持拡大のために使われるものである。しかし、必要な人材が集まらない企業は、経営そのものを維持できなくなる危険性があるため、対策の1つとして賃上げが課題になるだろう。結果的に利益の配分バランスが変わり、資金循環を見直す動きが広がるかもしれない。

賃上げの原資は内部留保の活用

現在、企業の利益から配当金や税金を引いた内部留保は、12年連続で最高記録を更新し続けている。このすべてが現金や預金ではないが、これまで各企業が設備投資や人件費の高騰を抑えつつ、内部留保を増やしてきたことは否めない。今後はこの内部留保を活用し、全体的な人件費の底上げを図るべきことは避けられないだろう。

まとめ

内部留保は企業が万一に備える重要な資産である。しかし人材確保に賃上げが欠かせないとなれば、蓄財に励むのではなく、積極的に人的資本に投資する必要がある。それが企業内部の構造改革につながる可能性も十分あるだろう。

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