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売掛金とは?間違いやすい勘定科目と仕訳方法をわかりやすく解説

公開日2025/01/20 更新日2025/01/17 ブックマーク数
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「売掛金」とは

「売掛金」とは、商品やサービスを提供した状態で、まだお客様から支払われていない未回収金のことを指します。つまり、販売した商品やサービスに対する代金が、まだ支払われていない債権のことです。

法人間取引では、取引先に対して商品やサービスを提供する際、一定の期日にまとめて支払いを依頼する掛取引が一般的です。売上に対して発生するのが「売掛金」であり、製造業、卸売業、サービス業などの幅広い業種で会計処理の勘定科目として使われています。ただし、仕訳を行う上では、未収収益や未収益金などの間違えやすい勘定科目と明確に区別しなければなりません。

今回の記事では、売掛金についての基礎知識を紹介しながら、仕訳方法とその注意点などについても解説します。

目次本記事の内容

  1. 売掛金は「貸借対照表の資産の勘定科目」に入る
  2. 売掛金と売上の関係
  3. 売掛金と混同しやすい勘定科目
  4. 売掛金の仕訳方法
  5. 売掛金の処理の流れ
  6. まとめ:売掛金を正しく理解して正しく会計処理を行おう
  7. PR:おすすめクラウド会計・会計システムのサービス一覧

売掛金は「貸借対照表の資産の勘定科目」に入る

売掛金は貸借対照表の勘定科目であり、「資産の部」の「流動資産」に分類されます。売掛金として計上された債権は通常すぐに支払いを求めることはせず、受取手形などと同様に売掛債権として処理します。経理上 、現金の受け入れがないため、一般的に掛取引として扱われる勘定科目です。

会計には「発生主義」と「現金主義」、そして「実現主義」という3つの考え方があります。「発生主義」とは「取引をいつ記録するか」を考えたとき、「取引が発生したタイミング」で認識する考え方です。また「現金主義」は「現金の支出と収入があった時点」で金額を記録する考え方です。

経理の実務では、「相手方に商品などが引き渡された時点」で売掛金の仕訳を行う「実現主義」の考え方で処理を行います。これは、売上を発生主義に従って仕訳すると、まだ実現していない収益が当期の収益として認識されることとなり、確実性の欠けた帳簿となってしまうためです。

売掛金と売上の関係

どんな業種でも、商品やサービスを提供したら売上が発生し、それを帳簿に記載します。売上代金を回収する場合には、主に以下の2つの方法が考えられます。

①商品やサービスの提供時に代金を受け取る方法
②請求書を発行し、後日まとめて代金を回収する方法

一般的に継続して取引を行う関係では、売上代金の回収は②の方法で行われます。この時に売上を、いったん未回収金である売掛金として計上します。

売掛金と混同しやすい勘定科目


記事提供元



株式会社アール・アンド・エー・シー
R&ACは創業から2024年で20周年を迎え、長きに渡り入金消込業務を中心とした入金消込・債権管理システム「Victory-ONEシリーズ」の開発に特化してきました。2024年に累計導入実績1,500社を突破した導入実績No.1の「Victory-ONEシリーズ」は、請求・入金の照合を自動化し、入金消込業務を大幅に効率化します。入金・回収業務の効率化による作業負荷の軽減に加え、債権管理の正確性向上、滞留債権の早期把握、迅速な回収促進などを実現します。


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