公開日 /-create_datetime-/
株式会社インボイス(代表取締役:加茂正巳、本社:東京都千代田区)は、企業向け経理BPOサービスを提供するリーディングカンパニーとして、累計1,900人を対象に「インボイス制度対応」に関する実態調査を実施し、その結果をまとめたレポート「アンケート結果から判明 インボイス制度 実態調査」を公開しました。本調査は、インボイス制度対応が業務に与える影響や課題を浮き彫りにしています。
インボイス制度の導入は、多くの企業の経理担当者に新たな業務をもたらしました。しかし、その対応における課題や心理的な影響、さらには運用上の不安について、具体的なデータに基づいた検証は限定的でした。株式会社インボイスは、制度開始後の現場の実態を明らかにするため、詳細なアンケート調査を実施しました。
調査によると、2024年7月時点でも約半数の担当者が「インボイス制度対応」に関する具体的な項目を十分に理解していませんでした。特に「料金回収代行サービスの税控除処理」に関しては、6割以上の担当者が未対応という結果が出ています。このデータは、制度が業務に定着している現状においても、対応漏れのリスクが残存していることを示しています。
インボイス制度の導入により、業務量の増加が顕著となっています。調査結果では、最も増加した業務として「適格請求書の要件確認」が挙げられました。この作業には、請求書に記載された宛名や税率、役務内容などが正確に記載されているかを確認する必要があり、多様なレイアウトの請求書に対応する負担が増加しています。
制度対応において多くの担当者が感じている不安は次の通りです。
さらに、「困ったときに相談相手がいない」と回答した人が14%に達しており、業務の正確性や孤立感が課題として浮かび上がっています。
今回の調査結果は、インボイス制度対応が企業の経理業務に与える多面的な影響を浮き彫りにしました。具体的には、制度への対応漏れや増加する業務負担、正確性に対する不安などが明らかになり、これらが経理担当者の心理的負担や業務効率に影響を及ぼしていることが確認されました。
参考記事)
PR TIMES|株式会社インボイス、累計1,900人に調査したインボイス制度実態調査レポートを発表
労働契約と業務委託契約の違いとは?契約書に記載すべき重要ポイントを解説
業務委託契約書の書き方のポイントは?知っておくべき基礎知識
Web請求書の導入にあたり費用対効果を高める方法、お伝えします!
「チェックリスト付き」電子契約サービスの失敗しない選び方
ラフールサーベイ導入事例集
”自己健康保持義務”を会社は社員にどこまで求められる?~療養専念義務とは~
「感情的知性」で社内コミュニケーションを変える!管理部門から始める人間関係のアップデート
DXを中期経営計画に取り入れるためのポイント
心理的安全性とは?メリットやデメリット、具体的な取り組み事例やポイントを紹介
他人に興味がなくても、いいリーダーになれる! AI時代に必須の「感情的知性」というスキル
成功事例に学ぶ!電子署名を活用したDX戦略とは
契約書のリーガルチェックの重要性と6つのチェックポイント
土地建物売買契約書の見直し方法と5つのチェックポイント
【新卒エンジニア育成】入社1年で8割が一人前!サイバーエージェントの新入社員育成
他社との違いは?電子契約サービスの比較検討ガイドのご紹介
”自己健康保持義務”を会社は社員にどこまで求められる?~具体的な場面ごとにみる「会社にできる対応」~
”自己健康保持義務”を会社は社員にどこまで求められる?~自己健康保持義務とは~
【社労士執筆】夏季休暇の労務管理とは?休日と休暇の違いや年次有給休暇についてわかりやすく解説
「定年まで働く」が減少し、「チャンスがあれば転職」増加~東商「2025年度新入社員意識調査」を解説~
【社労士執筆】AI時代に社労士はどう生き残るか──奪われる業務・奪われない業務の分岐点
公開日 /-create_datetime-/