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形骸化する1on1の課題 自己中心的な聴き方を防ぐためにできること

公開日2025/03/23 更新日2025/04/01 ブックマーク数
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形骸化する1on1の課題 自己中心的な聴き方を防ぐためにできること

近年、1on1ミーティング(以下1on1)は管理職と部下の関係を強化し、組織の安定を図る重要なツールとして導入が増えています。しかし、形骸化した1on1が課題となっていることも事実です。義務的に行われる「名ばかり1on1」や、上司が一方的に意見を押し付ける「やらされ1on1」は、逆に部下との信頼関係を悪化させるリスクを抱えています。

そこでオンラインカウンセリングやコーチングを通じて”働く人の悩み”と向き合ってきたSmart相談室が、現代の1on1の課題やその解決方法についてご紹介いたします。

小西宏明氏

▼この記事を書いた人

小西宏明氏

Smart相談室
カウンセラー・プロビジネスコーチ・企業研修講師
Co-Creation Laboratory株式会社 代表取締役
(一財)生涯学習開発財団認定マスターコーチ 立命館大学MBA
アスリートキャリアコーディネーター認定資格

TOYOTA販売店で15年間新車営業職として勤務。2018年1月業務用酒販店へ事業継承として転職。2019年6月精神科医療法人で経営企画室室長として転職、医療経営に従事。経営者のうつが多い問題を現場で知り支援すべく2020年3月に独立。現在はプロビジネスコーチとして経営者から新入社員まで幅広い階層にコーチングを提供。また、地方自治体職員や大企業・中小企業の階層別研修に講師として多数登壇実績を持つ。
2025年3月21日時点でコーチングセッション実績1524時間

①1on1で「本音で話せていない」と感じる人が51.2%―その理由は?

株式会社パーソル総合研究所は、「職場の対話に関する定量調査」(全国の男女・正規雇用就業者(20-60歳)N=6,000)の結果を2024年3月に発表しています。

この調査では、職場内での対話的なコミュニケーションの実態やその影響、本音・本心で話せない要因・話せる要因を定量的に明らかにすることで、企業が直面するコミュニケーションの問題を解決し、従業員が互いの本音で話し合える健全な職場環境を構築するための示唆を得ることを目的にしています。

その理由について、同社のWebページにも記載がある通り、多くの部下が「上司は自分の話に興味がなさそう」と感じており、「自分への無関心」が課題となっています。さらに、私が管理職研修などで受講者と対話するなかでも、「1on1面談運用方法」に難しさを感じている管理職は少なくありません。「何のために」「何を」話す時間にするのか?が、今ひとつ理解が深まらないまま、会社からの指示でやらないといけない状況になっているのではないでしょうか?

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