公開日 /-create_datetime-/
管理部門で働かれている方の業務課題を解決する資料を無料でプレゼント!
経理・人事・総務・法務・経営企画で働かれている方が課題に感じている課題を解決できる資料をまとめました!複数資料をダウンロードすることで最大3,000円分のギフトカードもプレゼント!
本記事では、世界のビジネスニュースを英語で紹介しております。
ニュースを読んでいただくとともに、英語のキャッチアップにお役立ていただけますと幸いです。
年末年始のパーティーシーズンが終わり、人々の飲酒量が落ち着きをみせた頃、アメリカの公衆衛生政策を統括するビベック・マーシー長官(当時)がアルコールに関する勧告を出した。
「酒は適量なら健康に良い」という考え方が一定程度浸透しているが、果たして本当にそうなのか?
飲酒と健康の関係を巡る議論が再燃する中、最新の研究結果や専門家の意見に耳を傾け、私たちは酒とどう向き合うべきなのかを探る。
A stark warning about the effects of alcohol from America’s top doctor: surgeon general Dr. Vivek Murthy issued a warning that alcohol consumption can increase our risk of cancer, and Dr. Murthy called for new warning labels on alcoholic beverages.
アメリカの最高位の医師から、アルコールの影響についての厳しい勧告が出されました。
ビベック・マーシー公衆衛生局長官(当時)が、アルコール摂取はがんのリスクを高める可能性があると警告し、アルコール飲料に新たな警告ラベルを付けるよう求めました。
“I think it really helps raise awareness that alcohol is a risk factor for certain diseases, including cancer, and that even lower levels of alcohol use can still be associated with the development of certain cancers.”
(Dr. Benjamin
Weinberg, gastrointestinal medical oncologist, MedStar Georgetown University Hospital)
「今回の勧告は、アルコールががんを含む一部の疾患のリスク因子であること、そして、比較的少量のアルコール摂取でも特定のがんの発症につながり得る、という認識を高めるのに非常に役立つと思います」
(ベンジャミン・ワインバーグ医師 メッドスター・ジョージタウン大学病院 胃腸腫瘍専門医)
The surgeon general’s office says alcohol is now the third-leading preventable cause of cancer in the United States, behind tobacco and obesity.
Dr. Murthy said in a statement that alcohol is responsible for about 100,000 cases of cancer and 20,000 cancer deaths every year in the US, compared to 13,500 deaths associated with alcohol-related vehicle crashes every year.
公衆衛生局長官の事務所(が発表したこの勧告)によると、今や飲酒は、アメリカでは、がんの予防可能な要因の中で、たばこと肥満に次ぐ第3位となっています。
マーシー長官は(勧告に合わせて発表した)声明の中で、アメリカでアルコールは、毎年およそ10万件のがんの症例、および2万人のがんによる死亡の原因となっており、それに対して、飲酒に関連した自動車衝突事故における年間の死者数は1万3500人(で、飲酒が直接の原因となったがんによる死者数の方が多い)と述べています。
“He showed in his survey data that less than half of Americans were aware that alcohol is a risk factor for the development of cancers, whereas more Americans were knowledgeable about other things, such as radiation, tobacco smoke, ultraviolet radiation from the sun.”
(Dr. Benjamin Weinberg)
「長官が示した意識調査データによりますと、アルコールががん発症のリスク因子であることを認識しているアメリカ人は半数未満でした。それにひきかえ、より多くのアメリカ人が、放射能やたばこの煙、日差しによる紫外線など(のリスク)は認識していました」
(ベンジャミン・ワインバーグ医師)
The surgeon general’s advisory says the link between alcohol consumption and cancer risk is well established for at least seven types of cancer: breast, colorectal, esophagus, liver, mouth, throat, and larynx, or voice box.
We asked MedStar Georgetown oncologist Dr. Benjamin Weinberg what exactly alcohol does to the body to cause some cancers.
公衆衛生局長官の勧告によると、アルコール摂取とがんリスクの関連性は、少なくとも7種のがんにおいてはっきりと立証されています。
すなわち、乳がん、大腸がん、食道がん、肝臓がん、口腔がん、咽頭がん、喉頭つまり発声器がんの7種です。
メッドスター・ジョージタウン大学病院の腫瘍専門医、ベンジャミン・ワインバーグ医師に、アルコールが体内で具体的にどんな働きをして一部のがんを発生させるのか聞きました。
“Alcohol is broken down into acetaldehyde, which is a breakdown product that can cause DNA damage, directly hurting our cells and sometimes causing cells to grow rapidly, causing cancers.
Another mechanism is they can induce inflammation, which can be bad for our cells and also bad for our DNA. They can also raise levels of certain hormones, like estrogen, which has specifically been linked to the development of breast cancers.”
(Dr. Benjamin Weinberg)
「アルコールは(体内で)分解されてアセトアルデヒドになります。これは分解産物ですが、DNAを損傷することがあり、直接、細胞を傷つけ、時には細胞を急速に成長させることによって、がんを引き起こします。もう1つのメカニズムとして、アルコールは炎症を引き起こすことがあり、それは私たちの細胞にもDNAにも悪影響となり得ます。さらにアルコールはエストロゲンなど特定のホルモンのレベルを上げることもあります。エストロゲンは特に乳がんの発症と結び付けられています」
(ベンジャミン・ワインバーグ医師)
Is any amount of booze OK? Does moderate drinking-say, two drinks a day for men, one for women-raise our risk?
「これなら大丈夫」という飲酒量は果たしてあるのでしょうか。
節度を保った飲酒量―例えば、1日あたり男性なら2杯、女性なら1杯―でもリスクは高まるのでしょうか。
“I would say try to drink one drink or less per day. And one drink, keep in mind, is 5 ounces of wine, 12 ounces of beer, 1.5 ounces of spirit. It’s not a bottle of alcohol. It’s not a six-pack of beer. People need to be aware of those quantities.”
(Dr. Benjamin Weinberg)
「1日ワンドリンク以下の飲酒に抑えるようにした方がいいでしょう。ワンドリンクと言っても、留意してください、ワインなら5オンス、ビールなら12オンス、蒸留酒なら1.5オンスの量です。ボトル1本やビール6缶入りの1パックではありません。こうした適量を把握しておくべきです」
(ベンジャミン・ワインバーグ医師)
And some of the major spirits companies have been preparing for this news.
Top brewers Molson Coors and Anheuser-Busch InBev and major spirit producers Diageo and Pernod Ricard have all been boosting their portfolios of nonalcoholic drinks to address an increasing number of consumers who are ditching alcohol.
そして、一部の大手酒造会社は、今回のニュース(のような事態)のために準備を進めてきました。
大手ビール会社のモルソン・クアーズとアンハイザー・ブッシュ・インベブ、そして大手蒸留酒メーカーのディアジオとペルノ・リカールは、アルコールを飲むのをやめた消費者の増加に対応するため、どこもノンアルコール飲料のラインナップを強化しています。
As far as the new warning labels that Dr. Murthy is recommending are concerned, only Congress can mandate those.
On the question of whether the incoming Trump administration would support the new labels, it’s worth noting that President-Elect Trump doesn’t drink and that Robert F. Kennedy Jr., Trump’s choice for health and human services secretary, no longer drinks.
マーシー長官が勧告している新たな警告ラベルに関しては、それらを法制化できるのは議会だけです。
次期トランプ政権がこの新ラベル(の制定)を支持するかについては、次のことを念頭においておくと良いでしょう。トランプ次期大統領はお酒を飲まず、さらに、トランプ氏が(次期)保健福祉長官に指名しているロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、今はお酒を飲みません。
Brian Todd, CNN, Washington.
CNNのブライアン・トッドがワシントンからお伝えしました。
記事提供元
『CNN ENGLISH EXPRESS』(愛称:EE)はCNNを素材とした月刊英語学習誌です。
CNNのニュースやインタビューが日英対訳で読めて聴けるのは、EEだけ!
「基礎編・中級編・上級編」の3つに分かれているので、英語初級者から上級者まで、レベルに合わせて学習できます。
アメリカ、イギリス、オーストラリア、インドなど、さまざまな国の「生の英語」を聴けるので、実践的なリスニング力の強化に最適です。
TOEIC・英検などの資格試験対策や、ビジネス英会話のスモールトークにも役立ちます。
毎月6日、書店・オンライン書店で発売。電子版(iOSアプリ、Kindle版)も好評発売中!
クラウド郵便の活用事例 - リモートワークだけじゃない!様々な課題に併せたクラウド郵便サービスの使い方-
「チェックリスト付き」電子契約サービスの失敗しない選び方
どう選ぶ?契約ライフサイクル管理(CLM)ソリューションの選定に役立つ評価チェックリスト
請求書の印刷・封入作業をゼロに!電子請求書発行システム「楽楽明細」導入事例集
契約不適合責任とは?売買契約書で 注意すべきポイントについて
IPOにおけるゴーイングコンサーン(継続企業の前提)の重要性と労務の視点
FP2級は転職に有利?管理部門での活かし方を徹底解説!
ISMS認証で求められるアクセス管理、クラウドストレージにおけるポイントを解説
職場環境の改善は事業者の義務!職場環境改善のメリットや取り組み方法を解説!
多様な人材をいかす経営は企業の競争力向上につながる 経産省、「ダイバーシティレポート」を公表
Web請求書の導入にあたり費用対効果を高める方法、お伝えします!
【電子署名の導入を検討中の方にオススメ!】電子署名ガイドブック
中堅大企業のための人事給与アウトソーシング導入チェックポイント
OFFICE DE YASAI 導入事例
消費者契約法で無効にならないキャンセルポリシーの作成方法
経費精算を正しくできていますか?税務署にチェックされやすいポイントも紹介
【弁護士執筆】交通事故・労災事故の損害賠償とは?管理部門が知っておきたい企業の責任と対応策
事業承継・M&A補助金 11次公募は専門家活用枠のみ!
【ビジネス実務法務検定1級】難易度や2025年試験日、行政書士との比較など
オンライン秘書とは?起業家におすすめする理由と依頼できる業務を解説
公開日 /-create_datetime-/