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人的資本経営に向けて人事部が担うべき役割とは?

公開日2025/05/10 更新日2025/05/09 ブックマーク数
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人的資本経営に向けて人事部が担うべき役割とは?

人事部に新たな策割を付加するブラッシュアップではなく、リビルド(再設計)する必要がある

目次本記事の内容

  1. 人的資本経営における人事の在り方
  2. ウルリッチ氏が提唱する人事部の主となる役割
  3. さいごに

人的資本経営における人事の在り方

タナベコンサルティングでは、企業における戦略構築を「事業戦略」と「経営戦略」に切り分けることを原理原則としております。

これまでの経営資源であるヒトの考え方については損益計算書における人件費(労務費)として管理することが一般的であり、"一年間単位で消費される経費"として捉えるケースが多く、単年度の業績によってはコストカットされる対象であった。
一方で人的資本とはヒトを資本として投資対象として捉え、短期的(1年間)ではなく、投資が時間経過の中でいかにして価値を生み出すかという考え方である。
そのため人的資本を推進するにあたり、経営層は当然ながら、主幹となる人事部門についてもこれまでの役割から新たな役割へと変革する必要がある。
本コラムではミシガン大学のデイビッド・ウルリッチ教授により提唱された人事の4つの役割を解説しつつ、人事部が担うべき役割について明確にしていきたい。

ウルリッチ氏が提唱する人事部の主となる役割

ウルリッチ氏が提唱する人事の4つの役割は以下の通り

1.戦略パートナー(Strategic Partner)

人事戦略を構築し、構築した人事戦略が企業戦略との連動性を定期的に振り返り、人事施策に落とし込むを行う。
具体的には人事ビジョンの策定、人事KPIの設定およびモニタリング、戦略的な視点からの経営層への提言を担う。

2.管理のエキスパート(Administrative Expert)

人事管理を行い、社員のスキル、経験、取得資格などを踏まえて適切な人材配置やジョブローテーションの判断を行う。
具体的には、タレントマネジメント、要員計画の作成および推進を担う。


記事提供元



タナベコンサルティンググループは「日本には企業を救う仕事が必要だ」という志を掲げた1957年の創業以来67年間で大企業から中堅企業まで約200業種、17,000社以上に経営コンサルティングを実施してまいりました。
企業を救い、元気にする。私たちが皆さまに提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。


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