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【第3回】全国1万人エンゲージメント調査結果レポート

公開日2025/05/08 更新日2025/05/07 ブックマーク数
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【第3回】全国1万人エンゲージメント調査結果レポート

日本の従業員エンゲージメントは昨年よりも低下 ~人材投資とDXは従業員エンゲージメントに対してポジティブな影響~

 株式会社アジャイルHRと株式会社インテージが共同開発し、東京大学と共同研究を行った「A&Iエンゲージメント標準調査」の全国調査を実施しました。
2023年、2024年に続き、今年が第3回となります。
その結果からわかった、日本における従業員エンゲージメントの実態についてレポートします。

目次本記事の内容

  1. 1.調査の目的
  2. 2.日本の従業員エンゲージメントが低い理由
  3. 3.従業員エンゲージメントの経年変化
  4. 4.人材投資、DX、リモートワーク、リスキリングとの関係

1.調査の目的

 2025年の全国調査は以下の3つの目的で実施しました。

 ①世界的にも低いと言われる日本の従業員エンゲージメントに関して、過去2年と同様にその要因を分析すること
 ②昨年と今年を比較した従業員エンゲージメントの変化について分析すること
 ③人材投資、DX、リモートワーク、リスキリングなどの取り組みと従業員エンゲージメントの関係について分析すること

2.日本の従業員エンゲージメントが低い理由

■会社に対する思い入れや愛着心が低い

従業員エンゲージメントは、以下の2つの概念を含んだ個人の心理状態を指します。

 ①ワークエンゲージメント:仕事を通じて得られるポジティブな心理状態
 ②組織コミットメント:所属する会社や組織に対する思い入れや愛着心

 本調査では4件法を採用しているため(4:そうだ、3:ややそうだ、2:ややちがう、1:ちがう)、肯定的回答と否定的回答の中間スコアは2.5となります。今回の全国調査における平均値は以下のようになりました(従業員エンゲージメントの値は、ワークエンゲージメントと組織コミットメントの平均)。

従業員エンゲージメント2.54
ワークエンゲージメント2.64
組織コミットメント 2.45

ワークエンゲージメントの値は中間スコア(2.5)を0.14上回っていますが、組織コミットメントの値は中間スコアを0.05下回っており、組織コミットメントの低さが従業員エンゲージメントを引き下げる要因となっています。

■仕事から活力を得られていない

ワークエンゲージメントは活力、熱意、没頭の3要素によって構成されていますが、それぞれのスコアは以下のようになりました。

ワークエンゲージメント2.64
活力 2.47
熱意2.78
没頭2.66

活力とは、仕事中のエネルギーレベルや心理的な回復力が高い状態を表していますが、その活力の低さがワークエンゲージメントを引き下げる要因となっています。

■職場運営(マネジメント)の問題が大きい

「A&Iエンゲージメント標準調査」は、従業員エンゲージメントとその構成要素だけではなく、従業員エンゲージメントに対して影響を及ぼす要因(「仕事の資源」と「価値観・ビジョンの共有」)、および従業員エンゲージメントが影響を及ぼす結果(アウトカム)まで含めた全体の因果関係を測定しています。

本年の調査結果の全体像は以下のようになりました。


記事提供元



株式会社アジャイルHRは、新時代のパフォーマンスマネジメントとキャリアマネジメントの実現を支援する会社です。OKRと1on1をサポートするクラウドサービス「WAKUAS」を中軸に、OKRや1on1、キャリア開発などに関する研修サービス、360度フィードバック、エンゲージメントサーベイの導入支援、人事制度改革のコンサルティングサービスを提供しています。


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