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IPO Forum~IPO審査最前線、審査する側・される側、双方の視点で語る~-IPO Forum 2025/2/21-

公開日2025/05/16 更新日2025/05/15 ブックマーク数
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IPO Forum~IPO審査最前線、審査する側・される側、双方の視点で語る~-IPO Forum 2025/2/21-

目次本記事の内容

  1. 1.予実が原因でIPOスケジュールを延期・・・期越え上場増加の原因も予実
  2. 2.内部統制の運用に問題発覚、整備・運用は余裕をもって対応を
  3. 3.取引所や証券会社などへの通報、種類・件数・対応
  4. 4.グロース市場のスモールIPO問題と維持基準の引き上げ
  5. 5.SNSなど、インターネットでの情報発信で気を付けること
  6. 6.IPO準備企業に伝えたいこと

1.予実が原因でIPOスケジュールを延期・・・期越え上場増加の原因も予実

圡屋憲(あいわ税理士法人:以下、圡屋) 伊藤さんは、イシン株式会社(2024年3月グロース上場)のIPO実務を担当されていましたが、振り返ってみてIPO準備で苦労した点はありますか?

伊藤史行(イシン株式会社:以下、伊藤) IPO準備で苦労した点は2つあります。 1つは予実管理の精度、もう1つは内部統制です。
予実管理は証券会社の引受審査でも非常に重要な論点ですが、当時は予実の精度が十分でなく苦労しました。
内部統制については、上場準備が始まってから、一気に規程を作り、運用フローを整備しました。
しかし、現場での対応が追い付かず、フロー通りに運営されていない状況になってしまいました。
準備を始めたのは2019年で、準備期間4年でIPOを実現する予定でしたが、この2つを改善するために、上場を1年延期することになってしまいました。

▲イシン株式会社 伊藤氏

▲イシン株式会社 伊藤氏

圡屋 イシンさんがご苦労された1つ目の論点は予実ですが、多くのIPO企業が苦労しています。

▲2022~2024年のIPO企業が上場した期(2025/2/21 IPO Forum講演資料より)

▲2022~2024年のIPO企業が上場した期(2025/2/21 IPO Forum講演資料より)

上図は、2022~2024年のIPO企業が申請期のどのタイミングで上場したかをまとめています。
濃いオレンジ色が一番多かったものであり、期越え上場が2022年は44.0%、2023年は33.3%、2024年も34.9%と割合が高くなっています。
また第4四半期の割合もすべての期で高くなっています。年度の後半、・・・・・


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