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パワハラチェックリストの活用法

公開日2025/05/29 更新日2025/05/29 ブックマーク数
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パワハラ法制化に伴う対応を再確認!

▼この記事を書いた人

坂本直紀社会保険労務士法人

坂本 直紀
特定社会保険労務士・中小企業診断士

チェックリストの活用方法

パワハラの防止は、会社全体で取り組むことが重要です。
そのために、チェックリストを以下のように活用しましょう。

⑴ アンケートで確認する

チェックリストを社内メールやイントラネットを通じて、上司の立場である社員に配付し、定期的にチェックしてもらい、自覚を促します。
また、部下の社員にも自分の上司について、アンケートを行ない、認識のズレが生じていないか確認します。
部下へのアンケートは、「非常に多い」「多い」「ほとんどない」「ない」といった複数のチェックボックスを設けましょう。

⑵ 社内研修

社内研修を通じて、無自覚の不適切な言動の考え方やその影響について、社員に広く理解してもらうことが大切です。
研修は、前述のアンケート結果を反映させた具体例を用いたグループワークが効果的です。
たとえば、アンケート結果から、「業務外の時間に頻繁に連絡をとっていないか」に問題がある場合は、『営業部の●●社員は、帰宅後の深夜に、△△営業課長から「〇〇の件、気になったので連絡した。折り返し待っている」といった連絡をメールで受けた。このようなことが続いているため、●●社員は、精神的にまいっている』といった事例を作成し、グループワークで改善策を発表してもらいます。
これにより、「業務外の時間に頻繁に連絡をとることは問題である」という考えが身につき、パワハラの防止が図れます。

記事提供元

『企業実務』は、経理・総務・労務で直面する課題を解決できる記事を凝縮した月刊誌。税制改正・新法令への対応・社会保険事務など、具体的な処理方法を毎月お届けしています。
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