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2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)は年末年始休業のため、お問合せなどのご連絡は1月5日(月)以降になります。ご了承くださいませ。

はじめまして。
「不動産と相続」を専門にしているマルイシ税理士法人の税理士の鈴木雅人です。
近年、AIの進化が税理士業界にも大きな変化をもたらすと言われています。
記帳代行や単純な申告業務が自動化される未来は、すぐそこまで来ています。
そんな中で、「AIに仕事が奪われるのでは?」と、不安を感じる税理士や税理士事務所の職員の方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私はむしろ、AIの進化は「追い風」になると考えています。
こと相続・事業承継の分野においてはその傾向が強いのではないでしょうか。
なぜなら、この分野は、AIには決してできない「人」に寄り添うことが必要だからです。
この記事では、AI時代だからこそ税理士の価値が高まる理由と、そのプロフェッショナルとして活躍するために必要なスキル、そして魅力的なキャリアパスについて解説します。
この記事を読めば、以下の点がわかります。
2013年にオックスフォード大学の教授によって書かれた「雇用の未来(Future of employment)」では、AIの進化に伴い、税理士の仕事はなくなると言われております。
しかし、私は、AIの進化は、むしろ税理士にとって大きな「チャンス」があると考えています。
AIやクラウド会計ソフトの普及により、税理士の定型業務は効率化・自動化が進んでいます。
これは、税理士がより付加価値の高い業務に集中できるチャンスと言えます。
よりお客様と向き合い、お客様の問題解決ができる立場になれるのではないかと思います。
例えば、税務顧問としての立場であれば、経営者の悩みに寄り添いながら良き相談役となるために時間を割くことができ、事業承継や組織再編など経営者が頭を抱える部分での解決策の提案など、お客様が持つ真の課題を見つけ、その解決のサポートができるのではないでしょうか。
また、相続などの分野でも、お客様に安心して相談してもらえるような関係が構築できるため、単に申告を頼まれるだけでなく、家族のことを心から相談できるので、税理士が本当に必要な立場になることができるような機会が高まるのではないかと思います。
実際に、弊所でも積極的にAIや最新のツールを活用することを心掛けています。
それにより、税理士や職員の手を空かすことができ、お客様の課題を発見、解決することに割ける時間が増えていると実感しています。
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