公開日 /-create_datetime-/
総務のお役立ち資料をまとめて紹介
総務の「業務のノウハウ」「課題解決のヒント」など業務に役立つ資料を集めました!すべて無料でダウンロードできます。
2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)は年末年始休業のため、お問合せなどのご連絡は1月5日(月)以降になります。ご了承くださいませ。

厚生労働省の統計によると、熱中症による死亡災害の発生率は他の労働災害と比較し、約5~6倍に達する。
6月1日に施行された改正労働安全衛生規則では、事業者に対し、作業者の体調変化への早期対応を求める内容が盛り込まれており、その対策が急務となっている。
こうした状況を受け、総合建設業の荒木組(岡山県岡山市)は6月3日、従業員の熱中症対策として、ウエアラブルデバイス「Smartfit(スマートフィット)」の導入を発表した。
これは、改正労働安全衛生規則の義務化範囲を超えるものの、作業者の体調をリアルタイムで把握することを目的とした、6月1日からの法改正に対応する先進的な取り組みの一環である。
熱中症の発症リスクは、気温や湿度といった環境条件に加え、作業者個人の体調や疲労度も大きく影響する。
ダイキン工業(大阪市北区)では、熱中症にいたる前の体調不良を「熱あたり」と定義し、注意喚起を促している。
同社の調査では、「熱あたり」を経験したと回答した人が64.6%に上り、軽度な体調変化の段階での対応が極めて重要であるとの見解を示している。
このような初期段階での変化に対する対応は、熱中症対策の実効性を高める上で、現在注目されている方向性の1つである。
荒木組が導入したSmartfitは、作業者が腕に装着することで心拍数や熱ストレス指標などを測定し、体調の変化をリアルタイムでクラウドに記録・離れた場所にいる管理者にも通知できる、ウエアラブルデバイスである。
同社によると、今回のSmartfit導入は、社内の安全衛生委員会における社員からの提案が発端となり、検討が進められた。
すでに空調服や冷却ベストを用いた暑熱対策は導入済みであったが、個別の体調変化に焦点を当てた取り組みは今回が初となる。
同社は、「暑さの感じ方は人それぞれであり、早期発見によってリスクに対処し、重篤化の防止を目指したい」とコメントしている。
Smartfitは、倉敷紡績(クラボウ、大阪市中央区)が開発したデバイスである。
主な機能は以下の通り。
記事提供元

「月刊総務オンライン」は、総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つニュース・コラムなどの「読み物」を中心に、さまざまなサービスを提供する総合的支援プラットフォームです。
「eラーニング」「デジタルマガジン」「マーケット」、さらに有料会員向けサービス「プレミアム」が、日々の業務を強力に支援。会員向けメールマガジンも毎日配信しており、多くの方が情報収集に活用されています。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
~質の高い母集団形成と採用活動改善へ~内定辞退者ネットワークサービス資料
社宅管理業務の全体像がわかる!社宅管理業務フローガイド
令和7年度 税制改正のポイント
Web請求書の導入にあたり費用対効果を高める方法、お伝えします!
オフィスステーション導入事例集
【2025年の冬ボーナス調査】45%が納得していないと回答!年代・従業員数別の支給額、満足度と転職・家計見直し等の行動の傾向を徹底分析!
忘・新年会の「実施」率は57.2% コロナ禍後、前年割れは初めて
経理業務はAIでなくなる?活用する効果や自動化できる業務を解説
情報ガバナンス崩壊を防ぐ!法人オンラインストレージ選定チェックリスト
コンプライアンス経験を武器に!法務職が転職を成功させるポイント(前編)
管理部門兼任の社長が行うべき本業にフォーカスする環境の構築
【郵便料金値上げ対策にも!】失敗しない!請求書電子化の3つのポイント
-ホンネを引き出し離職要因を解明- 退職者インタビューサービス資料
健康経営の第一歩! 健診受診率100%を達成するコツ一覧
オフィス移転で変わる働き方
BCP・事業継続力強化計画とは?書き方や策定のポイント、補助金加点についてわかりやすく解説
再開発進む渋谷、スタートアップの街から「成長企業定着の街」へ 東急がオフィス立地ニーズ調査
外国人雇用で労働基準法の適用は?ポイントを弁護士が解説
中小・小規模事業者対策に1兆円!2025年度補正予算案について中小企業診断士が解説
30代経理の転職で求められるスキルは?転職のポイントを解説!
公開日 /-create_datetime-/